本当にあったアスペル男子の愉快な日々

アスペルガー症候群の長男を中心とした、家族の成長記録

自分の要望をストレートに言えない次男

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最近、次男(3歳)の話し方で気になる事があります。

自分のしたい事について、素直に

「○○したい!」

と言わずに、遠回しに

「ねぇママ~、○○しちゃダメだよね?」

という言い方で聞いてくるのです。

 

例えば、お菓子が食べたい時は、

「ねぇママ、今お菓子なんか食べちゃダメだよね?」

と聞いて来ます。

大体は、

「食べてもいいよ」

と言うのですが、食事前などで私が

「うん、ダメだよ」

と言った場合、ガッカリした顔をして終わる時もあれば、

「次男君、お菓子食べたかったなぁ・・・」

と言ったりします(笑)。

 

最近、この様な言い方を1日に1回は聞くようになりました。

 

 

 

長男がお菓子を食べていれば、

「次男君も食べたい!」

と言う様に、便乗する形であれば主張は出来ます。

 

次男は、丁度1年前くらいに吃音が出た時は、周囲に気を遣いすぎ(空気を読み過ぎ)の傾向があると言われています。

次男の吃音に関する相談結果(その1) - 本当にあったアスペル男子の愉快な日々

次男の吃音に関する相談結果(その2) - 本当にあったアスペル男子の愉快な日々

 

今回の件も、そういう性格が原因しているのだと思いますが、母親の私にまで遠慮するなんて・・・。


長男も次男も「自分の意見をしっかり言える子」になってもらいたいので、私も接し方を改めなければと思います。

 

対策としては、

「思ったこと、やりたいことは遠慮せず堂々と言って大丈夫だからね」

と繰り返し伝える事と、次男の要望に応えられない場合、頭ごなしに

「ダメ!」

と言うのではなく、応えられない理由について、次男が納得するレベルで説明をくわえる様に頑張ろうと思います。

また、次男は私と長男のやり取りを見て学習しているのかも知れないので、長男に対しても同じように応対していこうと思います。

 

それにしても、思った事をストレートにしか言えない長男と、遠回しに言いがちな次男・・・・。

本当に、2人の性格を足して2で割りたいです(笑)。


子育ての方法は、子供のタイプに応じて色々なケースがあるのだなと感じました。

◆ トラコミュ 笑顔になれる子育て

今日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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ASD長男の小学校受験体験談(その5)~気づいたこと

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昨日の記事の続きです。

 

今回の経験から、長男への指導の仕方を改めて考えさせられました。

 

今後は、人様に迷惑をかけてしまう行動は注意・指導するけれども、本人の中に苦手意識が芽生えるほどに普通レベルを追い求める様なことは絶対にせず、逆に長男が得意とする部分を本人の意思を尊重しつつ楽しく伸ばしてあげる方が良いと感じました。

 

小学校低学年のうちは、本人の好きな事を色々やりながら、昆虫など興味がある事を徹底的に調べたり、知識を得ることの楽しさを身に着けて行ってもらいたいと思います。

 

その方が後々、必要な場面で集中して努力する様になり、実力を発揮出来る子供に成長する様な気がしました。


今回小学校受験を経験して気づいたことは、小さい頃から親の思いを察することが出来、器用に能力を表現できる子もいれば、小さい時は上手く表現できないけど、遠回りしながら結果的には大きく開花する子もいるのだなと言う事です。

これは育った環境と言うより、生まれつきの部分だと思います。

後者のタイプの子は、どんなに素晴らしい環境に置いて前者と同じレベルにしようとしても、小学校受験(5~6歳)の段階で間に合わせるのは非常に難しいと感じました。

 

 

 

長男は後者のタイプなので、これからの働きかけで、前者の子のと同じレベルに近づいていくことは出来るし、得意な分野では前者の子よりも優秀になれるかも知れません。

 

これからも長男と試行錯誤しながら、将来長男が自立し、満足のいく人生が送れる様、頑張って行きたいと思います。

 

最後に、

「長男と受験勉強の経験をしてみて良かったか、それとも後悔しているか?」

についてですが、小学校入学を考えると、やはりやってよかったと思います。

 

ただ、お受験ルックの購入や模試を受けたりなどについては、余計なお金と時間を使ってしまったと反省しており、それはやらなくて良かったなと思います。

年中の時に通っていたレッスンも不要だったかな・・・と思います。

 

また、昨日の記事のデメリットにも書いたとおり、受験勉強の度が過ぎると長男の秀でている部分が落ち着いてしまいそうになるような感覚もあったので、小学校入学準備のためであれば、年長の夏以降に3ヶ月くらい毎週レッスンに通うのと、家で過去問などを使って練習するだけで十分だったと思います。

 

今は長男の体幹を鍛えるため、今でも毎日「クマ歩き」「手押し車」「ブリッジ」等の運動を家でやらせていますが、それも受験勉強をしなかったら長男の具体的な体幹の弱さに気づけずやっていなかったと思います。

ちなみに「ブリッジ」について、最終目標は「逆立ち」なのですが、全然出来ないのでまずは「ブリッジ」から練習しているところです^^;。

 

長くなってしまいましたが、以上が長男の小学校受験体験記でした。

◆ トラコミュ それぞれの*発達障害と共に*

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今日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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ASD長男の小学校受験体験談(その4)~受験勉強のメリデメ

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昨日の記事の続きです。

 

結果として合格までは至りませんでしたが、長男は色々な勉強をとても頑張っていたし、数ヶ月の間にかなり成長できたと思います。

長男も嫌がることなく、よく素直についてきてくれたなと思います。


最後に、発達障害児小学校受験勉強をする場合のメリット・デメリットを挙げたいと思います。

これは、発達障害児向けの私立小学校受験ではなく、一般的な普通の子向けの小学校受験勉強になります。

 

<メリット>

小学校受験では、総合的にバランスの良い子供を求めているため、必然的に、発達障害児にとって凹になる部分を的確に指摘されて気付くことが出来、その部分を強化してもらうことが出来ます。

特に口頭試問や行動観察が大きいと思いますが、それ以外にも、待つ時の姿勢や、工作でノリを綺麗に使う方法、靴を脱ぐ時はきれいに並べるなど、細かい部分まで指導してもらう事が出来ました。

 

 

 

<デメリット>

とにかくお金がたくさんかかりました・・・。

小学校受験専門の教室ではなかったので、それと比べれば月謝は安い方かも知れませんが、それでも高かったです。

お受験ルックも購入したり、模試なども受けたりしたので、細々とお金がかかりました。

 

あとは、メリットで書いたように苦手な部分が普通に近づいた分、逆に長男の秀でている部分も落ち着いてしまった様な、どこか平均的で面白みに欠ける子供になって行くような感覚がありました。

考え方によっては良い事なのかも知れないのですが、このまま続けたら長男らしさが無くなってしまう様な危機感を覚えました。

 

また受験日が近づくにつれ、受けるからには合格したいと言う気持ちも出て来て、いつも以上に頑張ってしまった部分もあり、長男に不要なストレスをかけてしまったと思います。

 

明日、最期の締めくくり(結果的に、受験勉強をやって良かったのか・・・など)を書きます。

シリーズが長く続いてしまい申し訳ありません。

◆ トラコミュ それぞれの*発達障害と共に*

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今日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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ASD長男の小学校受験体験談(その3)受験結果は・・・

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今日は寝坊してしまい更新が遅れてしまいました、申し訳ありません!


さて、昨日の記事の続きです。

 

年中の秋から少しずつ、小学校入学準備のために、小学校受験のレッスンを受けていた長男。

通っていた教室の手前もあり、実力試しの感覚で都内の国立付属小学校を受験してみましたが・・・結果は「不合格」でした。

倍率は10倍以上あったようで、合格してもその後抽選が控えていました。

 

不合格になったのは確かに残念でしたが、私は正直不合格でホッとしました。

 

もし奇跡的に合格して発達障害児の長男が「どうしても行きたい!」となったら、以下①~⑥の様な心配事が待ち構えていたからです。

 

①国立の付属小学校は、発達障害児に対して合理的配慮の義務はあるはずだが、発達障害の事をカミングアウトすると付属の中学校への内部進学が不利になる可能性があるため、おそらく発達障害を隠しながら、長男は何の配慮も受けられない状態で学校生活を送らなければならなかった。

 

 

 

②教育熱心な保護者が多いため、もし発達障害であることを疑われたら、他の保護者からも白い目で見られかねず、親子ともども肩身の狭い思いをすることになる。

 

③それなりに優秀な子が集まるため、公立小学校で過ごすよりも劣等感を感じる場面が多いと思われ、自己肯定感が育ちにくい可能性がある。

 

④通学も、バスや電車で通わなければならず精神的・体力的な負担が大きく、1年生のうちは私も仕事をしながら送り迎えのサポートが必要になる。

 

⑤経済的な負担が高い(民間学童の利用+学校の月謝で毎月8万円くらい・・・無理^^;)

 

⑥次男だけ公立と言うわけにもいかないので受験勉強をしなければならず、また受験勉強のお金や手間がかかる。

 

指導内容は公立小学校よりも素晴らしいのかも知れませんが、上記の様な理由から下手をすると不登校になりかねないし、長男の長い人生を考えた場合、長男のためにならないのではないかと思いました。

 

最後に、発達障害児小学校受験について、メリットやデメリットをまとめたいと思います。

長くなってすみませんが、明日まとめの記事を書かせてください。

◆ トラコミュ それぞれの*発達障害と共に*

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今日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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ASD長男の小学校受験体験談(その2)

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昨日の記事の続きです。

 

国立の小学校を受験することに決めた長男ですが、教室のお友達の影響などで、本人も割と前向きにその学校に行きたいと言う気持ちになっていました。

 

ですが私としては、既に公立小で使うためのランドセルも買っていたし、

「受験でプロの人が見れば絶対にわかってしまうだろうな」

と言う気持ちはぬぐえませんでした。

 

国立の小学校は、大体以下の様な出題があります。

・ペーパーテスト(お話の記憶・常識問題・図形など)

・運動(指示通り運動したり、先生の真似をして体を動かす)

・行動観察

・口頭試問(質疑応答)

・制作(工作)

 

ペーパーテストは発達障害の子でも練習すれば出来るし、長男は記憶力や図形認識が強く、常識問題では昆虫の親子を線で結ぶような問題もあるので、生き物好きな長男はかなり出来ていました。

 

行動観察と口頭試問については、長男は人見知りも無く、目を見て話すことも出来るので、練習していくうちに何とか問題ないレベルまで持っていくことが出来ました。

 

 

 

意外に一番苦労したのが、先生の真似をして体を動かす「模倣体操」でした。

先生がケンケンをしたり、手を挙げたり等の簡単な運動をして見せ、その後子供がまねをするのですが、長男は何となく出来ている様に見えるものの、しっかり手が伸びていなかったり、動きにキレが無くフワッとしてしまうのです。

 

毎日の様に練習をして最初の頃よりは良くなりましたが、こういうところで体幹の強さとか、頭からの指示が体に上手く伝わっているか等の総合的なバランスを見ているのかなと感じます。

内容的には、練習なんかしなくても上手にできる子もいるだろうと言う簡単な体操なので、こういうところで発達障害の子は見抜かれてしまうのかな・・・と感じました。

「ダンスでも習わせておけばよかったかな」と思ったりしました。


工作も苦手なので、最初のうちは必ず途中で

「もう終わりにしたい」

「トイレに行きたい」

と逃げていた様ですが、

「「もう終わりにしたい」は絶対禁止ね」

「嫌な事でも時間内は精一杯出来る範囲で頑張りなさい」

と伝えたところ、最終的には自分の苦手な内容でも、席を立つことなく頑張れるようになっていました。

おかげでリボン結びも出来るようになり、そこそこ人並みな作品が出来るようになっていました。


あとは、待つときの姿勢もかなり矯正が大変でした。

保育園での様子を実際に見ることがあまりなかったので気づかなかったのですが、長男は何もすることが無い時、髪の毛をいじったり、鼻をほじったりすることが多いと言う事に受験クラスのレッスンの様子を窓から見ていて気付き、何度も丁寧に注意を繰り返して何とか最終的には落ち着きました。

(先生から「あまり注意すると余計にストレスになって逆に酷くなってしまうかも知れません」と言われたので、ガミガミ言うのではなく、説明するように伝えるなど、かなり気を遣いながら注意しました)


長くなってしまったので続きはまた明日にします。

◆ トラコミュ それぞれの*発達障害と共に*

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今日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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