本当にあったアスペル男子の愉快な日々

アスペルガー症候群の長男を中心とした、家族の成長記録

通級87回目~ここらへんで気を引き締めよう

昨日、長男が学校から通級活動の連絡ノートを持ち帰ってきました。

 

①運動

・運動会の練習

 

③きく・はなす

・報告します

・物語を覚えよう

→手いじりしないように気を付けて取り組んでいました。本人も頑張ろうという意識が無意識であるため、頑張れているのだと思います。

 

②作業

・くるくるレース

→色塗りで指定された色を聞き逃してしまうことがありましたが、他は上手に援助要請をしながら丁寧に取り組むことが出来ていました。

 

 

 

④個別学習

・課題

・ふり返り

→図工の課題に取り組みながら振り返りをしました。

クラスでは、聞き逃しや手いじりが1学期よりも多くなっていることについて、ここらへんで気を引き締める必要があると伝えました。

本人は運動会練習は楽しいと言っていて、やる気もあるのでそのモチベーションで頑張れたらと思います。

 

⑤連絡事項

特になし。

 

⑥在籍学級担任から

夏休み自由研究の発表について、分散登校中に終わらなかった分を月曜に行いました。

次回は火曜日の2時間目になると思います。

みんなの前でいうのがつらいですかね?本人と話してみます。

 

 

⑥の担任の先生からの話は、クラスで夏休み自由研究のことを一人1つずつ、みんなの前で軽く発表することになったそうで、また長男が人前で発表することを悩んでいると書いたところ、それに対するお返事となります。

 

とりあえず「これをただ読めばよい」と言うレジメは一緒に作成して、来週火曜日?の発表に備えようと思います。

民間放課後デイ165回目~自然な応対が出来た?

昨日は長男の民間放課後等デイの活動がありました。

 

今回は、長男含めて男の子3人での活動でした。

 

活動内容は以下のとおり。

1.シャトルラン

2.好きなあそび→ドッチボール

3.先生とお話

4.ドッチボール

 

2.好きなあそびの時は、先生に

「何人で遊ぶの?」

と聞いて、先生と2人だと言われると、活動内容のホワイトボードを見て、

「あの子も今好きなあそびの時間だから、一緒に遊んでもいい?」

と先生に確認し、一緒に遊ばないかとお友達を誘いに行くことが出来たそうです。

 

何だか意外・・・大人もいて断られないという安心感があるからかな?

 

3.先生とお話では、運動会の練習についてお話をしたそうです。

以前聞いた時は、あまり練習できず不安だという話をしていましたが、昨日の話では、

「もう覚えたから大丈夫、運動会が楽しみ」

と言う話をしていたそうです。

 

 

 

そこから話が発展し、

「今日は本番で着る衣装が届いたので、それを着て練習したんだ~。」

とか、

「僕は1組で、次男君は2組なんだけれど、運動会のチームの色は赤色で同じだった。」

などと、運動会に関連した話をスムーズに話すことが出来たそうです。

 

質問されてわからないことがあっても無言になったりせず、

「わからないけど・・・たぶんそうだと思う。」

みたいに、かなり自然な応対が出来ていたとのこと。

 

夫は今でも、質問された時に回答できないと無言になってしまいます。

そういう時、相手は「聞こえていないのか?」「考え中なのか?」と不安になります。

夫に聞いたことはありませんが、夫の中では「無回答=わからないので答えられない」と言う理論が成り立っているのかも知れません。

 

小さい頃から長男にもそういう傾向があったので、私が必死に

「そういう時は「わからない」って言うのも立派な一つの答えなんだから、絶対に何かしら返しなさい。何も言わないと相手が不安になるんだよ。」

と、かなりしつこく注意し続けたのがようやく身についてきたのかも知れません。

「たぶんそうだと思う」

と言った不確かであいまいな回答は、ASDの人にとっては難易度の高い応答だと思うので驚きました。

 

夫はもう年齢的にも今更で諦めですが(笑)、将来のある長男は周囲からロボットみたいだと嫌われないよう、普通の応対が出来るようになってもらいたいと思っています。

次男の吃音はまさかの遺伝なのか?!

昨日、夫のお義母さんから電話がありました。

 

内容は普段通りで、「最近元気かどうか?」と言った話だったのですが、

「夫の妹さんが、お子さん(2歳くらい)の吃音で悩んでいる。」

という相談があったらしく、夫が次男の吃音の話をし出しました。

 

私が以前、次男の吃音で保健所に相談に行った際、

「遺伝の場合は治りにくいですが、それ以外の子は小学校2~3年で治ることがほとんどです。」

と言われていたのです。

次男の吃音に関する相談結果(その1) - 本当にあったアスペル男子の愉快な日々

次男の吃音に関する相談結果(その2) - 本当にあったアスペル男子の愉快な日々

 

そのため、

「吃音の原因が遺伝性なのかどうか」

という情報は、次男の治療要否を検討するにあたり非常に重要な情報です。

 

治療方法としては、おそらく「ことばの教室」みたいなところに通って何らかの訓練をするのだと思うのですが、発達障害の療育と同じで、そういった訓練は早ければ早いほど回復しやすいと思っています。

 

そのため夫の電話の話を聞いて「まさか遺伝ってこと?!」と心配になりました。

その子は夫の妹の子供なので、次男にとってはイトコになります。

 

 

 

ちなみに現在の次男はほとんど吃音は出ませんが、100%治ったというわけではなく、今も時々吃音が出てしまう時があります。

 

そのため夫に、

「夫や妹の小さい頃に吃音が無かったか?」

と言うようなことをお義母さんに聞いてもらいましたが、特になかったとのこと。

 

途中で電話をかわって事情を説明しましたが、

「〇〇家にはしゃべり方がおかしい人なんていないので安心して。むしろ人前で講演したりとか、話しだすと止まらない様なタイプの方もいたし。それから知恵遅れとか、おかしなことをする様な人もいないし、ちゃんとした血統だと思います。」

と言われてしまいました。

 

あ・・・もしかして、次男の吃音の原因が夫側の遺伝かもしれないってことで、私が〇〇家を責めていると思われちゃったのかな・・・?

そして、ついでに長男の発達障害のことも気にしてるのか・・・。

 

次男の将来のため、必死で治療要否を検討するため何も考えずに原因を確認しにいってしまったのですが、そんな風に言われたら、

「〇〇家のせいなのでは?!」

と問い詰められているような気分になって嫌な気持ちになってしまうかも知れないですね。

1ミリもそんなこと思ってなかったので逆に失敗しました・・・やばい(笑)。

 

お義母さんは、その子の吃音について心配ないと言っていましたが、妹さんは心配しているそうなので、

「無料ですし気軽に保健所に相談に行ってみてはどうでしょうか?相談した実績があると、今後幼稚園の先生とかに言われても、

「ことばの教室に相談済で今は様子見と言われているんです。」

と言えばもう何も言われないで済むでしょうし。」

と伝えましたが、

「でもそういうところって、予約しても1か月くらい待たないといけないみたいなのよ。」

と言う感じであまり前向きに考えておらず、いつか治るかも知れないと思いつつ、不安な日々を過ごしている様子でした。

1か月ってかなり早いと思うけど・・・(笑)。

 

私としては、後々、

「あの時やっぱりちゃんと早期治療を始めていればよかった。」

と思いたくないので、保健所でほとんど治ると言われた小学3年生になっても完全に治らなかったら、また保健所や病院に相談に行ってみようかと思います。

「遺伝かどうかはわからないけれど、イトコにも吃音の子がいる。」

と説明したら、遺伝性の可能性が高いですね、ってことになるのかも知れません。

ただ遺伝だとしても、大人に吃音の人がいないということは、成人になれば治るタイプなのかも知れませんが・・・。

手いじりについて発達障害外来で相談

昨日、長男を連れて発達障害外来に行ってきました。

 

手いじりの件について、相談をしました。

yumirizu.hatenablog.com

 

先生は、

「以前からアトモキセチン(ストラテラ)を処方していますけど、そもそも効果ってありましたか?」

と聞いてきました。

 

私が、

「ぼーっとするのは無くなったので、それなりの効果はあったと思いますが・・・。」

と言うと、

「ぼーっとしなくなっても、今度は手いじりに集中して話が聞けなくなったら、結果的にさほど変わらないですよね、お薬増やしてみましょうか・・・。」

と先生。

 

 

 

今は

朝25mg(1錠)、夜25mg(1錠)

を飲んでいるのですが、先生は

「体重からすると結構上限まで飲んでるんですね・・・あと10mgくらいは増やせるかな・・・あ、でもちょうどいい量の錠剤が無いから飲みかたがややこしくなるか・・・。」

と悩み(笑)、結局薬はこのまま維持と言うことになりました。

 

先生から、

「手いじりで人の話を聞かないことにより、困ったことは無いですか?」

と聞かれたので、先日、次の日の時間割や宿題を連絡ノートに書いてこなかったので、結局私が職員室に電話して先生から教えてもらったと言う話をしたところ、

「本人が困って「やばい、ちゃんと話を聞かなくちゃ!」って思わないと改善しないので、そういう時にお母さんは手伝わなくていいです。もう10歳なんだし自分で対処できるようにしないと・・・。長男君もわかった?」

と言われてしまいました。

 

例えば今回の様に連絡ノートを書き忘れてしまった場合、

①自分で学校に行って聞きに行く

②自分で学校に電話して聞く

タブレットを使って先生に質問する

④大体使いそうな教科書をランドセルに入れ、宿題も予測して前日の続きとかをやっていき、間違えたていたらごめんなさいする。

と言った方法があるかと思います。

①②は長男は絶対恥ずかしいから嫌だともうので、方法としては③④かな・・・。

 

先生の言う通り、学年が高くなればなるほど失敗したときのダメージが大きくなるので、早いうちから失敗を自分の力だけで何とかする練習をしていかないといけないかもしれませんね。

 

出来るだけ自分で解決させるように、心を鬼にして見守っていきたいと思います。

兄弟で体操着の入れ間違いを学校で交換する方法

昨日、兄弟で体操着が逆だったという記事を書きましたが、

yumirizu.hatenablog.com

 

次男は1時間目が体育で、朝に長男の教室に体操着を持っていく時間が無かったらしく、1時間目はとりあえず150の体操着で過ごし(笑)、長男の体育の時間が3時間目だったので、2時間目の後の中休みに体操着を持って行ったそうです。

 

長男の教室に行ったのですが、中休みで外に遊びに行ったのか長男が見当たらなかったので、廊下の体操着をかけるところにかけて戻ってきたとのこと。

 

って言うか長男も、次男がいつまでも体操着をもって来てくれない状況について不安になったりしないのか・・・謎すぎる。

 

そして次男が先に学校から帰って来たのですが、その話を聞いて、

「長男は次男がかけた体操着に気づいたのか?」

「長男はちゃんと2袋の体操着を持ち帰ってくるか?(金曜日なので)」

が気になりましたが、長男は廊下にかかっているのに気づいて150の体操着を使ったし、2袋持ち帰ってきてくれました。

 

 

 

とりあえずよかったです。

次男も何度か想定外の状況が発生しながらも、工夫して対応できていて感心しました。

 

今回の次男の話を聞いて気づいたのですが、確かに体操着袋は教室の前の廊下のフックにかけていることにしているので、教室に行ってわざわざ相手を呼ばなくても、勝手に廊下の体操着袋を開けて交換してしまえばいいですよね。

 

間違えないように注意することも大切ですが、間違えてしまった時にどうやって交換するのかを決めておくのもいい方法だと思いました。

 

今後体操着の入れ間違いがあったら、先に間違いに気づいた方が、相手の教室の前の廊下に行って、体操着袋を開けて間違えた体操着を交換して戻ってくることにしようと思います。

 

これなら長男も恥ずかしくないはず!!

 

でもちょっと怪しいので(笑)、先生が気付いたら何してるのか聞かれてしまうかもしれませんね・・・事情を説明すればいいだけですが、長男は大丈夫かな(笑)。