本当にあったアスペル男子の愉快な日々

アスペルガー症候群の長男を中心とした、家族の成長記録

長男は「皮膚むしり症」なのかも知れない


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以前より、手いじりに夢中になってしまい、話を聞いていないことが多い長男。

 

以前は爪かじりだったのですが、新型コロナによりマスクをするようになってからは、手の皮をむくという癖に変わりました。

このブログによく出てくる「手いじり」と言うのは、具体的には、「手の皮をむく」という行為なのです。

手の皮をむくと、治るときにまた皮のささくれが気になり、また剥いて・・・とエンドレス状態になってしまっています。

 

家ではマスクをしないので、爪や指先の皮をかじることもあります。

 

以前、作業療法(OT)評価を受けたとき、長男の爪かみについては、

発達障害の特性により、自分の手足の長さや、周囲との位置関係、自分の体の輪郭の把握が未熟なため、手先の境界を確認するために刺激を入れようとしているのではないか?」

と言われており、爪かみや、皮をむくという行為は、ASDによるものなのかなと思っているのですが、調べてみたところ、手の皮をむくという行為に名前があることに気づきました。

 

それは「皮膚むしり症」と言う病気です。

 

 

 

皮膚むしり症 - 10. 心の健康問題 - MSDマニュアル家庭版

指の皮をついついむしる…「自傷皮膚症」「強迫性皮膚摘み取り症」はれっきとした病気だ | オトナンサー

 

2013年に改定された米国精神医学会の公式診断基準DSM-5で初めて『Excoriation(Skin-Picking)Disorder』として命名され、日本語では「皮膚むしり症」呼ばれるようになったそうです。

グループ分けにおいても、『醜形恐怖症』『ためこみ症』『抜毛症』と同じで、強迫症強迫性障害)と同じグループに入ることになりました。

 

ここでいう原因は、主にストレスだそうです。

 

治療方法としては、皮膚をむしる行為と置き換えて行う『習慣逆転法(ハビット・リバーサル法)』という行動療法があるそうです。

たとえば、皮膚をむしってしまいそうな時はお菓子を食べるようにしたり、パソコンの溝が気になってしまったら逆にその溝をゆっくりなでるようにしたりするなど、意識と行動を置き換える習慣を取り入れることで改善を目指します。

 

また、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(Selective Serotonin Reuptake Inhibitors)を処方してもらうと、症状が半分程度緩和されることがあるそうです。

 

ただ長男は、上に書いたように発達障害も大きな原因なので、この病気に当てはまるのかどうか・・・。

25日に発達障害外来の通院があるので、先生に聞いてみようと思います。