本当にあったアスペル男子の愉快な日々

アスペルガー症候群の長男を中心とした、家族の成長記録

療育15回目(その1)~「就学相談」て何するの?

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先日記事に書いた通り、現担当者による療育は今回が最後なので、長男はサブ担当の方の絵を描いてプレゼント(笑)。

一応喜んでもらうことが出来ました。

 

長男が療育遊びの間、いつもの様に私は担当者との面談しました。

来年度からこの時間が無くなると思うと心細いものがあります。

(来年度から子供の療育をモニターで見る形になり、相談は任意になるらしいのです・・・)

 

長男は来年から年長さんなので、まずは「就学相談」について確認してみました。

「就学相談」に向けたアクションついては、年度内(3月中)は2017年度の入学・進学生対応で忙しいため、4月になってから電話した方が良いと言うことです。

 

ちなみに昨日、いちど試しに電話してみたのですが(笑)、

「4月15日頃~受付を開始しますので、その頃にまたお電話ください。」

と言われました^^;。

ただし自治体により違うと思うので、早めに検査を受けたい方は4月の上旬には一度連絡をしてみたほうが良いと思います。

「就学相談」締め切りの10月近くになると大変混雑する様です。

 

 

 

そして就学相談で行う検査ですが、「WISC」と言う検査をするそうです。

児童向けウェクスラー式知能検査 - Wikipedia

その間に親は、相談員と面談し、親の希望を伝えたり、必要な情報を教えてもらったりするみたいです。

 

また長男の特性や適切な応対方法等について、親が自主的に、療育センターや通っている保育園から情報を集め、進学予定の学校に提出したり、学校と相談することも出来ると言うことでした。

これらの材料はクラス編成や担任配置に影響するので、入学直前ではなく出来るだけ早めに学校に提示できたほうが良いだろうと言うことでした(例えば発達障害の子が多いクラスには出来るだけベテランの教員を置くとか、気の散りやすい子は前の席にするなど)。

 

とにかく、

「4月からは学校に伝えていく材料を、各所から1年間かけて集めていく年になっていくと思います」

と言うことでしたので、頑張って長男の資料作りをしていきたいと思います。

 

長くなってしまったので続きはまた明日書きます。

◆ トラコミュ それぞれの*発達障害と共に*

今日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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「冷蔵庫マザー」と言う恐ろしい言葉

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おととい昨日の記事を書いたことをきっかけに、発達障害の歴史について調べてみたところ、

「冷蔵庫マザー(refrigerator mother)」

と言うキーワードがある事を知りました。

 

「冷蔵庫マザー」とは、1940年代に自閉症の子を持つ母親たちに対するレッテルとして作られた用語です。

冷蔵庫マザー - Wikipedia

当時は、自閉症は不適切な(母親の)子育てが原因とされ、医療関係者は広くそれを信じていた様です。

 

それでなくても発達障害の子供を育てるのは大変なものがあるのに、そんな風に言われたらお母さんは生きていけない気がします。

生まれつきだとわかっていても、うつ病になったりするお母さんもいますしね。。。

『娘が発達障害と診断されて…母親やめてもいいですか』 - 本当にあったアスペル男子の愉快な日々

 

 

 

定型発達の兄弟がいれば、周囲も、

「同じように育てているはずなのに・・・なぜ?」

と思ってくれる気がしますが、一人目の子供が自閉症の場合、

「私の育児のいったい何がいけないの?わからない・・・」

と本当に追い込まれてしまうと思います。

 

確かに以前の記事に書いた通り、環境により多少改善する可能性はあると思いますが、自閉症の素質を持って生まれてくるかどうかは先天的な問題です。

「発達障害」と「愛着障害」 - 本当にあったアスペル男子の愉快な日々

 

今の時代がそういう学説が主流の時代じゃなくて本当に良かったです。

ただ長男が小さい頃、まだ検査なども受ける前の話ですが、長男が言葉も少ないし、保育園で自分の経験を全然お話しないため、私や夫が長男に何にも経験させていないのでは(公園に連れて行ったり、電車に乗って動物園に連れて行ったり等)と、保育園から怪しまれていたのは事実です。

 

なのでアスペルガー症候群の診断は泣くほど辛かったですが、ある意味救われたのかも知れませんね・・・。

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自閉症のBくんのお話

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実は母の割と仲の良い友達の子供に、自閉症の子がいます。

30年以上前の話なので、いわゆる昔から言われているカナー型の自閉症です。

年は私よりも少し年下の男の子(以降「Bくん」と呼びます)です。

 

家も近かったのでたまに遊ぶ事もあったのですが、あまり話も通じないし、たまに一緒に遊んでもみそっかす的な存在だったように思います。

いつも真顔でふざけたり笑ったりすることがなく、電車の事になると突然饒舌になり、とにかく「まじめな子」と言う印象だったと記憶しています。

 

当時のうちの母親は、Bくんがなぜ自閉症になったのか、どの様に理解していたのか聞いたことがありませんが、何故か強烈に覚えている言葉があります。

それは、

「Bくんママは、Bくんに本を読んであげる時、ただページをめくるだけで読んであげないんですって!」

と言う言葉です。

また、Bくんに自閉症が発覚する前、とにかく「ひとりで黙々と遊ぶおとなしくて育てやすい子」と言うことで、Bくんのお母さんは、Bくんを家にひとりで置いて買い物に出かけたりしていたと言うことでした。

 

 

 

この様な母の言葉は、暗に、

「だからBくんは自閉症になったのかも知れないね」

とでも言いたげな話しぶりですし、私も実際そのように受け止めていた気がします。

 

そんなBくんはとても電車が好きな男の子で、大学にも行っていましたが、その後はどうなったのか聞いていません。

 

Bくんのお父さんは、Bくんとお兄ちゃん(定型児)が小さい頃から、仕事が忙しくなかなか子育てに参加出来ない様子だったので、当時のBくんのお母さんが、どんな風に日々思いながら暮らしていたのか・・・。

普通の子でも男の子の育児は大変なのに、絶対に辛く感じることも多かったのではないかと思います。

 

今度母に、BくんやBくんのお母さんのことについて、改めて聞いてみたいと思います。

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「発達障害は先天性」の定義はいつからなのか?

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先日ふと思いつき、社内サイトを「発達障害」と言うキーワードで検索してみました。

 

すると、とある地方の事業所において、「発達障害と思われる社員」の問題行動や対処方法について、人事と相談している会議の議事録を見つけることが出来ました。

 

5年も前に行われた会議ですが、参加メンバーを見ると、産業医や、わざわざ東京の本社から人事部長も参加している様でした。

会議の主旨としては、

「個性(特性)が際立った「アンバランスな人」を理解しよう」

と言うもので、当時の議事録では発達障害の事を「発達アンバランス症候群」と呼んでいました。

 

例として「頭はいいけど変わった人」と周囲から評価を受け、色々な問題行動により注意を受け続けることで、結果的にストレスとなり欠勤が続いてしまっている若手社員の事例が紹介されていました。

 

衛生委員も、

「本人もだが周囲もとても大変そう。周囲へのフォローも必要だと感じた。」

と言う発言が残っています。


私が面白いと思ったのは、議事録内に書かれている発達障害の定義でした。

 

 

 

<議事録に書かれていた発達障害の定義>*****

・小児の発達過程が何らかの原因によって妨げられ、運動、言語、理解コミュニケーション、社会性などに障害を持った状態のこと。

・最近認知され始めた病気の為、40代以降の精神科医には正しく理解されていないケースが多く、「統合失調症」と誤診してしまうケースもある。専門医が極めて少ない。

・成人するまでに克服されるケースもあり。

・脳機能障害とは言われていない。

・発症は幼少期と言われるが、原因は早産・遺伝・TVなどの影響と言われているが、はっきりとはまだ分かっていない。

*****

 

何を参考に記載しているのかは不明ですが、たった5年前なのに発達障害が「生まれつきの脳機能障害」とはわかっていなかった様な状況が伺えます。

おそらく当時でも、発達障害について「先天的な脳機能障害」と言う説はあったと思うのですが、先天性なのか環境によるものなのか、真面目に調べてもそこにたどり着けないくらい、曖昧な状況だったのかな?と感じました。

 

これから5年後、長男が10歳になる頃にはもう少し解明が進み、今とは状況も変わっているのかも知れませんね。

それから発達障害の歴史について、少し調べてみたいと思いました。

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今月の療育で相談したいこと

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今週、今月の療育を予定しています。

相談や報告事項などをまとめてみたいと思います。

 

<相談事項>

いよいよ就学相談開始なので、その話を中心に相談をしようと思います。

・どの様な検査を行うのか?

・相談を行う上でのポイント等があれば教えて欲しい。

・学校見学なども行きたいと思うが、他にも小学校入学に向けて調べておいた良い事があれば教えて欲しい。

など。


<報告>
先日行われた卒園式と演劇発表会の件について。

yumirizu.hatenablog.com

yumirizu.hatenablog.com

 

 

 

演劇発表会は特に問題なかったが、来年、卒園式の間、ずっと座っていられるのか不安になったので、やはり現在の長男の大きな課題として、

「興味のない場面でも、他の子と同じようにおとなしく座っていられること」

だろうと感じた。

 

<その他>

実は年度替わりと言うこともあり、来月から療育の担当者も、長男と一緒に遊んでくれるサブ担当の方も、両方とも人が変わってしまう予定なんです(涙)。

担当者は今まで一度変わったこともあるし、主に私が相談相手なのでいいとしても、療育中一緒に遊んでくれているサブ担当の女性の方は、長男が非常に気に入っていたので悲しむかもしれません。

長男の特性(積極奇異)として、一応他の人に変わっても人見知り無くそれなりに楽しく遊べるとは思うのですが・・・。

 

今回で最後になると思うと、感慨深いものがあります。

長男に、

「お別れのプレゼントに似顔絵でも描いたら?」

と提案してみようかなと思っています。

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