本当にあったアスペル男子の愉快な日々

アスペルガー症候群の長男を中心とした、家族の成長記録

長男がいじめられていた(その1)


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10月中旬頃の話なのですが、ある日、同じ保育園だった&今も長男と同じクラスの女の子のママ友さんから電話がありました。

 

その女の子の話では、長男がK君という子からいじめを受けており、給食でみんなが嫌いなおかずを大量に食べさせられたり、逆にみんなが好きなおかずは1個も食べられなかったりしていて、長男がとても可愛そうだという事でした。

 

しかも、まるで自分が「たくさん食べたい」「お腹いっぱいだたら食べたくない」という様に行動するように裏で指図をしているっぽくて、先生も気付いていないのではないかと言う話でした。

 

メインのおかずを1個も食べられなかった日は、いじめている子が気づいていない時に、数名の子が給食当番に伝えてそのおかずをご飯の下にねじ込んであげたと言っていました。

 

長男にも確認しましたが、長男はいじめられているという意識があまりなく、ゲームの一環として楽しんでいるみたいな雰囲気がありよくわかりませんでした。

ただ、ひとりの生徒の命令により長男の給食の量を調整させられなければならない状況がまったく理解できません。

 

翌朝先生に電話したところ、確認して報告するとのことで、夕方学校に行って話を聞くことになりました。

 

K君は5年生の頃から問題児として扱われている子なのですが、特定の子をいじめることは無かったと聞いているのであまり気にしていませんでしたが、自分の子が嫌がらせを受けているとなると話は別です。

 

先生の話では、最近、長男がいる男子グループにK君が突然入ってきて(元のグループで愛想をつかされて仲間外れにされた?)、追いかけっこなどのゲームで負けた場合に罰ゲームをしようと言い始めたのだそうです。

 

考案された罰ゲームとしては以下の様なものらしいです。

・一発芸をやる

・誰かにハグをする

・好きでもない子にウソの告白をする

・給食でみんなが嫌いなメニューをたくさん食べる

・給食でみんなが好きなメニューは食べない

 

負けるのは長男ともう1名が多いらしいのですが、誰かに告白するとかは出来ないので、いつも給食で罰ゲームをやっていたそうです。

一度K君が負けたときがあり、みんなで罰ゲームの話をしたら、大声でキレで結局やらなかったとのことで、本人は一度も受けたことが無いらしい・・・。

 

先生からは、とにかくその「罰ゲーム」は辞めるように伝えて、

「誰か一人でも嫌な気持ちになるようなあそびはしない。」

と言うルールを決めたそうです。

 

今後も様子を見て、毎週金曜日の夕方にその週にあったことを報告してもらうことになりました。

 

先生の話で気になることは、

・長男は嫌がっていない

・長男がNOと言えないのも悪い

という事を強調することです。

 

もしその考え方が通用するなら、極端な話、特別支援学級や老人ホームなどで状況をよくわかっていない子供やお年寄りに対して、相手をしてあげているふりをしながら虐待し、本人が気づいていなかった場合犯罪にならないと言う話になってしまいます。

 

悪いのは加害者であり、被害者が持っている課題についてはまた別の話です。

 

この話はまた続きを書こうと思っています。