昨日は、長男(小5)の通級の年度初めの面談でした。
今年度から担当の学校が変わるので、全く新しい先生でした。
長男の担当は女性の先生になりました。
まずは私が記入した児童調査票を元に、長男の困っている事や、普段の様子についてお話をしました。
長男の困っていることは、主に以下2点です。
・話を聞いていない(ように見える)場合が多い
・大勢の前で発表することが極端に苦手
以前受けたWISC-Ⅳ知能検査の結果のコピーも先生に渡しました。
全検査IQ(FSIQ):113
①言語理解指標(VCI):123
②知覚推理指標(PRI):124
③ワーキングメモリー指標(WMI):71
④処理速度指標(PSI):107
やはり最高点と最低点の差が50以上ある点について、
「30差があるとかなり辛いと言われているテストで、長男君は50も差があるので、見えない大変さがあるのでしょうね。」
と言われました。
調べて見たところ、20~30位の差があると発達障害の診断がおりるのだそうで・・・(汗)。
今年度からは高学年という事もあり、活動は2時間のみ。
先日療育センターで他のお母さんから聞いた、
「東京都の通級は原則1年、延長しても2年まで」
の件、先生に聞いてみました。
すると、
「あら、昨年度末の面談でお話ありませんでしたか?」
と言いつつ、説明をしてくれました。
(言われていない様な気がする・・・)
東京都では以下の理由から、通級は原則1年でと言うお達しが教育委員会から降りてきているのだそうです。
①利用者の増加により、教室・教員が足りない
②授業を抜ける事への不安(授業の遅れ)
年度末に担任や通級の先生と体質検討会議を行って決めるそうです。
その際「通級不要」となったとしても、発達障害は完治するわけではないので、引き続き担任の先生や加配の先生がついて普通級の中で指導をしてくれる予定とのこと。
う~ん・・・。
今でも普通級の担任の先生は通級に通っている子について、十分配慮して指導してくれていると思うので、これ以上の事は出来ない(変わらない)気がしますが。
インクルーシブ教育を目指しているってことかも知れませんけれど。
そして1年目のカウントは今年度からで、長男は5年生なので延長すれば6年生まで通級を利用できるだろうとのことで本当に良かったです。
ただ、
「おそらく今の1年生は、長男君のように6年生まで継続して通級を利用することは出来ないでしょうね。」
と言っていました。
また、長男の通級は1年生~4年生までは「週に4時間」で組まれていましたが、実はそれも特例で、東京都からは上記①②の理由から、以前から最長でも2時間と指示がきていたそうで、それを前の担当の先生方の方針で4時間で組んでいてくれたそうです。
そのため、今年度からは1年生でも2時間の通級なのだそうです。
長男は通級に関しては、かなり恵まれた世代なのかも知れません。
もう少し早い世代だと、全ての小学校に通級が無くて、自分の通う小学校に通級が無い場合は、わざわざ親が平日の日中に子供を別の小学校まで連れて行かなければならなかったりと言う場合もあった様ですが、長男が入学する少し前に、すべての在籍校で通級指導が受けられるようになったと記憶しています。
なので通級の面で言うと、長男は割といいタイミングで小学校に入学できたのかなと思っています。