本当にあったアスペル男子の愉快な日々

アスペルガー症候群の長男を中心とした、家族の成長記録

「チラシを配って婚活する男」


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私は日曜日の夕方5時から東京MXで放送されている、

探偵!ナイトスクープ

と言う番組が好きで、ほぼ毎週欠かさず観ています。

 

この番組は、視聴者からの依頼に対して探偵が出向き、どのようなくだらない事でも、視聴者の依頼に応えようとする番組です。

制作は朝日放送テレビABCテレビ) ですが、各地で放送されているようです。

探偵!ナイトスクープ|番組の放送エリア・時間|朝日放送テレビ

 

依頼内容はものすごく様々で、

「ある日突然、子供がエスカレーターに乗れなくなってしまった。乗れるようになるにはどうしたらいいか?」

とか、

「火にかけて自分で作るポップコーンで、種を残さず全てはじけさせるにはどうしたらいいか?」

などなど(笑)。

 

時々ものすごく面白い回があるので欠かさず観ているのですが、この前の日曜日、

「チラシを配って婚活する男」

と言うタイトルの依頼人がすごく印象的だったのでここに書こうと思います。

 

詳細は「チラシを配って婚活する男」などで検索すると、説明や動画が色々出てくると思うのですが、公式サイトから説明を引用すると、以下の通りです。

愛知県の女性(31)から。先日、自宅のポストに「結婚を前提とした交際相手募集」のチラシが入っていた。チラシの主は男性で、顔写真と自己紹介、さらには年収まで丁寧に記されていた。婚活サービスやマッチングアプリが全盛のこの時代に、こういった形での交際相手募集は見たことがなかったのでどうにも気にはなったのだが、私は結婚しているため一度は捨ててしまった。だが、「このチラシをご覧になった方へ独身の姉妹、娘さん、友人にどうか教えてくれると助かります」と書いてあったのを思い出し、チラシをゴミ箱から拾いあげた。自分の手で一枚一枚、ポストに投函しながら交際相手をお探しの姿を想像すると応援したくなった。ぜひ、この方をサポートしてもらいたい、というもの。SNS全盛の時代に、チラシを配って交際相手を募集するという超アナログ男性とは一体どんな人物なのか?

 

私が一番気になったのは、この男性、石原諭さんのしゃべり方です。

ネットでは「オタクのしゃべり方」とか言われていたのですが、確かにチラシの趣味欄にはTRPGと書かれていたので実際にオタクなのかも知れませんが、一定数でこういう雰囲気・しゃべり方の人がいると思っています。

特徴としては、

・笑顔だが、表情は固まり気味

・黙っていたと思ったら突然饒舌になる

・相手が微妙に傷つくような発言も平気でしてしまう

・場にそぐわない大げさな例えや説明をする(同類同志では盛り上がったりするが、普通の人は引くレベル)

という感じでしょうか。

 

今一緒に働いていて、私がASDの傾向があるのかな?と思っている方も同じしゃべり方なんですよね。

 

探偵が石原さんに遊園地デートをセッティングしてくれたのですが、最初、相手の女性の方が、

「(遊園地に行くにしては)荷物多いですね」

と言ったら、

「入れ物がデカいだけで中身スカスカなんで」

と回答していたんですが、その応対の仕方がすごく特徴的だなと思いました。

 

相手の方はおそらく、遊園地で遊ぶのに大きなバッグは邪魔なので、何か特別な理由でもあるのではないかと思って聞いているのかなと思うので、別に「中身がスカスカ」とか言われても・・・という感じなのではないかと思うのです。

 

こういう風に、別に指摘するほどではないけれど、微妙な会話のズレが発生してしまうのがこういう方の特徴かと思います。

 

こういうしゃべり方って、どういう風に形成されていくんだろう・・・と言うのが本当に気になります。

長男も大きくなったらこういう話し方になってしまうのか?と言う点も心配です。

 

実際に動画などで見てもらわないとわからないと思うので何とももどかしいですが、このような話し方をする人の情報を少しずつ集めてみたいと思います。