以前、ここに書いた記事の続きが掲載されていたので書こうと思います。
第5回
第6回
第5回の内容は、よくニュースなどに出ている、
「小中学生の6.5%が発達障害」
の6.5%の数値についての記載でした。
その6.5%という割合を出すための調査は、
「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する全国実態調査」
と言うもので、そこには学習面、行動面、対人関係などの75の質問項目について、それぞれの担任教師が児童を主観でチェックした結果とのことでした。
中には、このような項目で子供を点数付けすることに抵抗がある教師がアンケートに回答しないでいたら、校長が勝手にまとめて教育委員会に報告していたというケースも。
酷いところだと、教師の反発を見据え、校長先生が一括で回答していたという学校もあったそうです。
また全国調査と言いながら、実際は
「一部の教職員は調査に反対していたため、教育委員会と教職員の関係のいい自治体で実施した」
「反発する自治体は除いて調査用紙を配った」
といった傾向がある様なので、全国均一の正確なアンケートになっていない様だという内容でした。
第6回は、特別支援学級に入る児童も増えている理由として、2007年から「学力テスト」の結果が教師の評価につながるようになったことが書かれていました。
学力の低い子が特別支援学級に籍が移れば、学力テストの対象からは外れることになるためです。
このように書かれているので、当然ながら全員がそういう訳ではなさそうですが。
多くの教師は意図的にそうした児童を外そうとしているわけではなく、その児童に「最適な場がある」という善意で、特別支援学級を勧めています。ただ、不正が起こるくらい、現場の教師たちはテストの点数を上げるプレッシャーを受けるようになったのは確かです。
情報の中には、調べて見ると裏にカラクリが隠れていたりするんですね。
さて春休みもとうとう終わり、今日は始業式です。
長男は5年生、次男は2年生になります。
今年度から誰と同じクラスになるのか?!
担任の先生はどんな人になるのか?!
色々と心配です。