本当にあったアスペル男子の愉快な日々

アスペルガー症候群の長男を中心とした、家族の成長記録

発達障害児への投薬について疑問視の声


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先日「発達障害は学校から生まれる」と言う特集の記事を読みました。

 

第1回

学校から薬を勧められる発達障害の子どもたち

第2回

子どもに「向精神薬」を飲ませた親の深い後悔

第3回

低年齢の発達障害、薬で隠される子どもの危機

第4回

いじめを受けた発達障害の彼女が語る薬の闇

 

長男も、現在アトモキセチン(ストラテラ)を飲んでいますが、やはり学校(通級)で勧められたのがきっかけです。

 

この記事で出てくるお薬は、「コンサータ」「リスパダール」「エビリファイ」などの発達障害のお薬以外にも、睡眠薬うつ病などのお薬もありました。

 

以下、第1回の一部引用です。

こうした「発達障害」とされる子どもを排除する一因が、教員への管理強化だ。2000年以降、教員への人事評価制度が徐々に導入され始め、2016年に義務化された。

 

「管理職が教室を見た時、がちゃがちゃしていたら評価が下がってしまう怖さもある。『ちょっと難しい子はいないほうがありがたい』という気持ちがあり、そこに『別の場所に行ったほうが、この子のため』という甘い言葉があると、そちらに流されてしまいます」(宮澤教諭)

 

多くの教師が「子どものため」という理由で発達障害を見つけ、医療機関につなげている。しかし、その裏には、教師への締め付けや業務過多から「学校のため」という本音もあることは否定できない。この10年で急増を示す発達障害の児童生徒数は、そうした背景があるといえる。

 

発達障害が専門のある小児科医は、「親御さんの不安が強いまま飲むと効果は今ひとつ。まず『お試しで使ってみよう』と伝えています」と話す。しかし、「お試し」と言えるほど気軽に服用を始めてよい薬なのだろうか。

 

以下、第4回の記事の引用です。

「たしかに、対人関係がうまくいかない子どももいる。それは周りが望んでいる状態に適応していないということで、上手く適応できないことは病気ではない」

 

意思決定しにくい状況にある子どもに対し、最後の手段であるはずの薬の服用が優先されているとしたら、それは「本人のため」とはいえない。環境の問題を子どもたちの脳の問題にすり替えると、発達障害の児童生徒数は増える一方だろう。

 

長男も、今のお薬をいつまで飲むんだろう・・・と言う不安があります。

 

たとえば、長男はこれから少しずつ体重が増えていきますが、体重が増えても薬の量を変えずに様子を見て自閉傾向が変わらなければ、少しずつ減薬や断薬を考えてもいいのかも知れません。

 

ただ、長男の特性は学校の様な集団生活で見ていないとわかりにくいので、判断には先生も協力してもらわないといけないかも知れません。

 

その場合、上に書いたように、先生がクラスにいい子を置いておきたいなら、薬をやめるのを嫌がられてしまうかも知れませんよね・・・。

 

この特集は、近日第5回が配信予定だそうです。