昨日、このような記事を読みました。
これまでも国内外の臨床試験で同ホルモンの製剤にASDの改善効果があることは確認済みだったが「反復投与すると効果がなくなる」との報告もあった。
そこで山末教授は製薬会社と共同で、従来の薬より脳に取り込まれやすい改良型製剤を開発した。
とのこと。
オキシトシンが良さそうだという事はここの記事でも以前書いたような気がしますが、
「反復投与すると効果がなくなる」
と言う問題点もあるんですね・・・なかなか難しいです。
ネットで検索してみると、一応このような商品はある様です。
ただこれは、「オキシトシン分泌を誘発する8つのアミノ酸配合」が入っているだけで、オキシトシン成分そのものは入っていない様です。
上記記事の最後には、
山末教授は「今後はさらに有意なデータを示すために300人程度の大きな治験をしたい」と話す。改良薬の承認申請には数年程度かかる見通しという。
と書かれており、「数年」があとどれくらいなのか気になるところです。
ASDの場合、人とお付き合いの中で、みんなが当然のように思う感覚がわからない場合があるので、こういうお薬で自然に理解できるようになるといいな、と思うし、本当に効くなら、本人だけでなく、カサンドラの人も救われるのではないでしょうか。
もし薬として処方されるようになったら夫にも使わせてみたいですが、まずは検査から通院しないと無理なので、ちょっとハードルが高いですね・・・。