昨日、このような記事を読みました。
小・中学校における不登校の児童生徒数が2020年度、ついに20万人近くに達し、過去最多を記録した。しかも8年連続で増加している。その事実だけを取り上げれば深刻な事態のようにも見えるが、背景には、無理やり登校させようとすると自殺などにつながりかねないという理由で、登校を強制しないほうがいいという考え方が広がっていることもある。オンライン学習など不登校児童生徒を支援する手だても増えており、独自の取り組みをする自治体もある。なぜ学校に行きたくないのか、行けないのか、個々の児童生徒の思いに寄り添った取り組みが必要である。
昨日の記事でも書いた通り、長男のクラスにも1名(しかも保育園が一緒だった子)いますし、実は会社にも子供が長期不登校で悩んでいる知り合いがいます。
(コロナ流行前からだったので、テレワーク出来る部署に異動希望を出し、夫婦でテレワークをしながら親が家にいられるようやりくりしていました)
一方で、同じく職場の人のお子さんの話ですが、中学1年生の時に一度
「疲れたので学校をしばらく休みたい」
と言うのでそれを受け入れ、何も言わずに見守っていたところ、1か月くらいで
「やっぱり学校に行く」
と言って復活し、それ以降は問題なく通っていると言う話も聞いたことがあり、本当に色々なケースがあるのだと思います。
記事にある小・中学校の「不登校児童生徒数」のグラフを見ると、どういう訳か2013年度から急に増えているんですよね。
この理由について調べてみたのですが、あまりよくわかっていない様です。
ただ、
「社会の認知が高まったから、不登校が増えたのではないか」
と言う説がある様です。
2020年の増加はコロナ感染回避が大きな理由だそうです。
小学生よりも中学生の方が不登校の子がすごく多いのですね。
長男と次男も、今は問題なくてもいつ不登校になるかわからないのかなと思います。
昔は学校に行かなくなることを、「登校拒否」と言っていました。
学校に行くのを拒否するという明確な意思を感じる呼び方です。
「不登校」と言う表現は、
「行きたいと思っているのに行けない」
と言うニュアンスも言葉に含まれているのだと思います。
難しい問題ですが、不登校の子供たちが、学校に行かないとしても、生きがいをもって幸せになれる道を見つけて欲しいと思います。