本当にあったアスペル男子の愉快な日々

アスペルガー症候群の長男を中心とした、家族の成長記録

療育15回目(その4)~まさか本当は聞こえてるの?!

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最後にサブ担当の方から療育のフィードバックを受けました。

プレゼントした絵については、

「初めて会った頃(3歳)と比べて本当に上手になっていますよね~」

とほめてくれました。

 

今日の療育は長男も入れて3人だったそうです。

遊びの中でジャンケンで順番を決める場面があったのですが、3番目になった子が泣きだしてしまい、1番になった子が

「代わってあげるよ」

と言うと、なぜか長男が2番なのに、

「僕も変わってあげる」

と言っていたそうです。

 

結局ジャンケンのし直しをしたのですが、今度は長男が3番目になってしまい(笑)、長男はひとり部屋の隅の方に行き、しばらく足をブラブラさせたりして気持ちを整えてから戻って来ていたと言うことです(笑)。

漫画のような展開に笑ってしまいましたが、おそらく長男としてはすごく嫌だったけど、さっき「僕も変わってあげる」とか言った手前わがままも言いづらく(笑)、きっと一生懸命我慢したんだな・・・と思いました。

 

そして工作の時間。

みんなそれぞれ色ペンセットを与えられ、工作に絵を描いていたのですが、他の子の青ペンが使えず困っていたそうです。

 

 

 

その時長男は、熱心に青ペンを使って深海魚を描いていて、その子の声は全く聞こえてなさそうだったのですが、絵を描き終ったらその子にペンを渡しに来てくれたと言うことで、

「長男君、聞いてなさそうで実はちゃんと聞いてますよね!!」

と言うのがサブ担当の方の意見でした。

ただし渡す時に「どうぞ」と言う言葉が足りなかったので、そこは指導したと言うことでした。

 

その様に、以前と比べるとかなり前進しているものの、

「”人との関係が円滑になる一言”が出てこないのが惜しい」

と言うのが長男の課題の様です。

 

例えばプラレールみたいな好きなおもちゃだと、お友達が遊んでいても言葉なく手が出てしまったり、お友達からされたときも

「まだ使っているよ」

と言う、とっさの言葉を出すのがまだ難しそうだと言うことでした。

 

私が一番懸念している「待つ」と言うことについては、事前に「ここまで待つよ」と明確に伝えれば待っていられると言うことでした。

とにかく日々の積み重ねが大切だと言うことです。

 

15回目の療育の報告はここまでになります。

4月は療育が無いそうなので、次回は5月になります。

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今日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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療育15回目(その3)~最近困っていること

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担当の方から、

「ほかに最近困っている事は無いですか?」

と聞かれたので、兄弟げんかの話をしてみました。

ここ最近の喧嘩の傾向として、

①長男が次男にちょっとしたイジメをする

次男が大げさに無く

③私が次男をなぐさめながら長男を注意する

④気に入らない長男がまた次男をいじめる

と言う、お決まりのパターンになりがちなのです。

 

原因としては、発達障害児特有の「精神年齢の低さ」があると思います。

1~2歳の頃はそんなに甘えん坊ではなく割とクールだったため、その分の愛情を今になって回収しようとしているのかな、と思っています。

 

 

 

担当の方も、

「満足したら離れていくので、甘えにはとことんつきあうスタンスしかないですね」

「中には小学校高学年になって甘えん坊が出てくる子もいるのですが、今であれば何とかギリギリ許される年齢なので良い方かも知れません」

と言うことでした。

 

長男には、次男の世話をするような優しいお兄ちゃんと言うよりも、カッコイイお兄ちゃんを目指してもらうと良いと言われました。

具体的には、次男と一緒に遊んでいる時に、その遊びが上手だったり、待つべき時に待つことが出来たり、上手に次男の希望する遊びにつきあってあげたりなど。

 

なかなか難しいですが、2人の長い人生を考えてみても、兄弟仲良く生きていってほしいので、日々創意工夫していくしかないのかなと思っています。

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療育15回目(その2)~卒園式・演劇発表会の様子

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担当者の方から、

「そういえば演劇発表会を予定しているとのことでしたが、長男君、どうでしたか? 」

と質問を受けたため、先日の記事に書いたとおり、演劇発表会はそれなりに問題なくできていたことを伝え、ただし、その前に参加した卒園式の様子を見て来年少し不安になった事をお話ししました。

 

卒園式の長男の座席も先生と柱の間の席で、長男がソワソワするたびに先生が話しかけたりしてフォローしてくれていたことも説明。

担当の方から、

「卒園式は座っていなければならない時間が長いのですか?」

と聞かれ、園長先生のお話や、お客さん(過去に園にいた先生や、児童館の人)からもお祝いの言葉があり、それぞれは短めではあったものの、合計すると割と退屈な時間が続いていたことを説明しました。

 

 

 

担当の方も、おそらく安易に

「あと一年あるのできっと大丈夫ですよ」

とも言えないので(笑)、

「これから1年間頑張って行きましょう」

と言う感じで終わったと思います。

 

演劇発表会で演じていた役について、

「長男君は役になりきっている感じでしたか?」

と聞かれたのですが、なりきっていたのか、それともただ決められたセリフを発言しただけなのかが正直なところ良くわからず、その様に回答しました。

 

確かに言われてみれば、長男は「演じる」という意味が分かってないかも知れません。

今度、弟と3人で「演劇ごっこ」でもしようかなと思いました。

 

最近困っている「兄弟げんか」についても相談したので、明日また書こうと思います。

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療育15回目(その1)~「就学相談」て何するの?

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先日記事に書いた通り、現担当者による療育は今回が最後なので、長男はサブ担当の方の絵を描いてプレゼント(笑)。

一応喜んでもらうことが出来ました。

 

長男が療育遊びの間、いつもの様に私は担当者との面談しました。

来年度からこの時間が無くなると思うと心細いものがあります。

(来年度から子供の療育をモニターで見る形になり、相談は任意になるらしいのです・・・)

 

長男は来年から年長さんなので、まずは「就学相談」について確認してみました。

「就学相談」に向けたアクションついては、年度内(3月中)は2017年度の入学・進学生対応で忙しいため、4月になってから電話した方が良いと言うことです。

 

ちなみに昨日、いちど試しに電話してみたのですが(笑)、

「4月15日頃~受付を開始しますので、その頃にまたお電話ください。」

と言われました^^;。

ただし自治体により違うと思うので、早めに検査を受けたい方は4月の上旬には一度連絡をしてみたほうが良いと思います。

「就学相談」締め切りの10月近くになると大変混雑する様です。

 

 

 

そして就学相談で行う検査ですが、「WISC」と言う検査をするそうです。

児童向けウェクスラー式知能検査 - Wikipedia

その間に親は、相談員と面談し、親の希望を伝えたり、必要な情報を教えてもらったりするみたいです。

 

また長男の特性や適切な応対方法等について、親が自主的に、療育センターや通っている保育園から情報を集め、進学予定の学校に提出したり、学校と相談することも出来ると言うことでした。

これらの材料はクラス編成や担任配置に影響するので、入学直前ではなく出来るだけ早めに学校に提示できたほうが良いだろうと言うことでした(例えば発達障害の子が多いクラスには出来るだけベテランの教員を置くとか、気の散りやすい子は前の席にするなど)。

 

とにかく、

「4月からは学校に伝えていく材料を、各所から1年間かけて集めていく年になっていくと思います」

と言うことでしたので、頑張って長男の資料作りをしていきたいと思います。

 

長くなってしまったので続きはまた明日書きます。

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「冷蔵庫マザー」と言う恐ろしい言葉

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おととい昨日の記事を書いたことをきっかけに、発達障害の歴史について調べてみたところ、

「冷蔵庫マザー(refrigerator mother)」

と言うキーワードがある事を知りました。

 

「冷蔵庫マザー」とは、1940年代に自閉症の子を持つ母親たちに対するレッテルとして作られた用語です。

冷蔵庫マザー - Wikipedia

当時は、自閉症は不適切な(母親の)子育てが原因とされ、医療関係者は広くそれを信じていた様です。

 

それでなくても発達障害の子供を育てるのは大変なものがあるのに、そんな風に言われたらお母さんは生きていけない気がします。

生まれつきだとわかっていても、うつ病になったりするお母さんもいますしね。。。

『娘が発達障害と診断されて…母親やめてもいいですか』 - 本当にあったアスペル男子の愉快な日々

 

 

 

定型発達の兄弟がいれば、周囲も、

「同じように育てているはずなのに・・・なぜ?」

と思ってくれる気がしますが、一人目の子供が自閉症の場合、

「私の育児のいったい何がいけないの?わからない・・・」

と本当に追い込まれてしまうと思います。

 

確かに以前の記事に書いた通り、環境により多少改善する可能性はあると思いますが、自閉症の素質を持って生まれてくるかどうかは先天的な問題です。

「発達障害」と「愛着障害」 - 本当にあったアスペル男子の愉快な日々

 

今の時代がそういう学説が主流の時代じゃなくて本当に良かったです。

ただ長男が小さい頃、まだ検査なども受ける前の話ですが、長男が言葉も少ないし、保育園で自分の経験を全然お話しないため、私や夫が長男に何にも経験させていないのでは(公園に連れて行ったり、電車に乗って動物園に連れて行ったり等)と、保育園から怪しまれていたのは事実です。

 

なのでアスペルガー症候群の診断は泣くほど辛かったですが、ある意味救われたのかも知れませんね・・・。

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今日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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