このようなニュースを見ました。
以下、引用です。
「学生時代にASDの診断を受け、住宅メーカーに就職した男性のエピソードです。私のところに相談に来られたのは、彼の直属の上司でした。営業の部署に配属された男性は、営業の際に自社の住宅の悪い部分もすべてお客さんに話してしまうため、上司としては頭を抱えていたそうです。しかし上司の悩みとは裏腹に、彼の業績はどんどん上がっていきました」
なんでもその男性は、幼い頃から家のカタログを見るのが好きで、内装に使う材料や家の形をすべて暗記していたという。マニアックな住宅の知識に加え、たとえ会社側が売りたい物件でも、彼が住みにくいと感じれば「買わないほうがいい」とアドバイスをしてくれるため、顧客からの“信頼”を獲得していったのだ。
「正直すぎる営業マンのウワサは口コミで広がり、彼はトップセールスマンになりました。そんな彼の姿を見るうちに上司は考えを改め、ASDについて学ぶために私を訪ねて来てくれたんです。その上司の方は、今では彼のサポート役に回っています。ASDの人は言葉のコミュニケーションが苦手なので『営業には向いていない』という定説がありましたが、私もトップセールスマンになった彼と出会って違う可能性も考えるようになりました」
上司が頭を抱えていた最初の頃はどうしていたんでしょうね?
強く責めたりせず、好きなようにやらせていたのでしょうか。
その期間の上司の接し方が良かったのだろうと思います。
以前もこのような記事を読んだことがあります。
営業はある意味騙して売るようなお仕事だと思うので発達障害の人には向いていないとされていますが、ごくまれに開花するパターンがある様です。
ただリスクはかなり高いと思います。
どうしても営業をやってみたいという強い思いが無ければ難しい気がしますが、こういった成功例もあるという事ですね。