夏休み旅行で泊まったホテルでは、
・魚釣り
・昆虫捕り
・磯遊び
・工作づくり
・パン作り
・縁日
・ビンゴ大会
などの子供向けのイベントが色々ありました。
日程の都合で昆虫捕りには2回も行ったのですが、1日目は、引率のお兄さんしかクワガタを見つけられず。
この時点で長男も、
「ねぇお母さん、クワガタとかって普通は昼間いないんじゃないの?何でこんなに採れるんだろうね?」
なんて言っていて、確かになんだか怪しいな・・・と思っていたのです。
とにかく次男には、
「お兄さんといれば見つけてもらえるから、できるだけ近くにいた方がいいよ。」
とアドバイスしていました。
そして2日目の昆虫捕りの時。
お兄さんが、
「ほらここにいたよ~」
と言うので次男と行ってみると、なんとカブトムシがいたのです。
私はびっくりして、
「え?!なんでカブトムシがいるの?」
と言ってしまいました。
木の隙間にクワガタならまだわかるけど、こんな蜜も何もないような木の幹に突然カブトムシ?!不自然すぎる(笑)。
でも次男は、
「やったー!!!僕だけカブトムシみつけたよ!!」
と、めちゃくちゃ喜んで、他のお客さんにも自慢しまくっていました(笑)。
私は絶対怪しいと思って引率のお兄さんを観察していたのですが、よく見ると手の形が何か持っているような感じで膨らんでいるのです(笑)。
長男にもコッソリ、
「ねぇねぇ、あのお兄さん多分クワガタとか事前に持ってきてるから、ずっと一緒にいたら必ず見つけられると思うよ。ほら、あの手の形見て、絶対今クワガタ持ってると思うよ。」
と教えたのですが、長男はそんなことよりも自分で捕まえたい様で、お兄さんにはついていかずにどこかに行ってしまいました。
引き続き私がお兄さんを観察していると・・・私は見てしまったのです。
木に何かを付けてから、
「ほらここにいたよ~」
と言っているところを(笑)。
あぁ・・・そうだよなぁ、こんな昼間に見つからないよね・・・。
1匹も捕れなかったら、みんな
「つまらな~い。」
ってなって、そういう噂が広まってしまいます。
ある程度の仕込みは仕方ないのかも知れませんが、決定的瞬間を見たとき、自分でもびっくりするくらい、ドッと疲れが出てしまいました(笑)。
その後、お兄さんは持参したトートバッグに手を突っ込んで、ゴソゴソと何かを取り出していました(笑)。
1匹も捕れないより、ウソでも捕れた方が子供たちも嬉しいだろうから、きっとこれでよいのかも知れません。
他の保護者の方々は、
「お兄さんは探すの上手だね」
なんて言っていて、多分気づいていなかったと思います。
たぶん、早朝とか夜など、本当に捕れる時間にクワガタやカブトを事前に取りに行っているのだろうと思います。(ご苦労様です・・・)
マレーシアとかでも昆虫ツアーなどあり、こちらは夜にライトトラップなどを作ったりしているようですが、こちらも結構仕込んでいるのかも知れませんね。