本当にあったアスペル男子の愉快な日々

アスペルガー症候群の長男を中心とした、家族の成長記録

小児科専門医との面談(診断確定日)


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アスペルガー診断までの経緯」前回の内容はこちらです。

yumirizu.hatenablog.com

 

いよいよ小児科専門医の面談。面談は地域の福祉センターで行いました。

既に私は復職していたため次男は通常通り保育園に預け、大事な日なので夫にも仕事を休んで同行してもらいました。

 

面談前の時点で、私は8:2くらいの割合で長男は「アスペルガー症候群ではない」と思っていました(2割くらいアスペルガー症候群かも知れないと思っていた)。

おそらく夫や私の両親は10:0でアスペルガーではないと思っていたと思います(笑)。


長男はマイブームの「恐竜図鑑」を持って入室し、先生から名前や年齢、通っている保育園の名前などの質問を受けました。

質問に回答しているとき、長男は窓の外で木が風で揺れているのに気づいてそちらを向いてしまいました。

先生は、
「外が気になる?あぁ、木が揺れているんだね。」
とフォロー。

しばらく会話をしてから長男はおもちゃのところに行き、今度は私たち面談をしました。

私は事前にまとめていた事を先生に伝えました。

「お母さんはよく勉強されたんですね、ただ一部誤りがあって…」
と、私が「アスペルガーにあてはまらない」点としてまとめた以下の内容について指摘を受けました。

・集中力はそれなりにあり、通っている幼児教室でも1時間くらい着席していられる
→「アスペルガーの子に集中力がないわけではなく、好きな事には集中するんです。おそらく幼児教室が長男君にとても合っているのだと思います。」

・共感行動はある
→「アスペルガーの子にも共感行動はあります。ただ、全然違う話をしているのに突然「この前食べたラーメン美味しかったね~」と言ったりする場合があるのです。」

結局、私が「あてはまらない」と思っていたところは全て微妙に間違った解釈だったのでした。

その他に気になることは無いかと聞かれたので、長男が赤ちゃんの頃から痛みに強く注射でも全く泣かないのも少し普通と違うと思っている事を伝えたところ、
「痛みに強いというのもアスペルガーの特徴ですね」
と言われました。

 

先日行った児童心理司の発達検査の結果も、3歳11ヶ月相当の発達ということで、実際の月齢よりも4ヶ月程度発達が進んでいるという報告を受けました。

 

そして先生は、
「長男君はアスペルガー症候群とみて間違いないでしょう」
と私たちに言ったのです。

 

 

私たちが話している間、長男はおままごとのお皿を私たちや先生の前に並べ、一人一人におもちゃの食べ物を並べてくれていました。


「もしかしたら・・・」とは思っていました。

でも、はっきり診断が下るとそれはそれで・・・長男がかわいそうなのと、どうして良いかわからないのとで泣いてしまいました。

夫はどんな顔をしていたのかは、隣に座っていたのでわかりません。

先生は、
「こんなにやさしいお子さんなので、これからきちんと療育していけば大丈夫です。昔はこういう診断がなかったから、
「育て方が悪い!躾がなってない!」
なんて言われたりもしましたが、親の育て方は全く関係ないです。ものすごい才能を見せる子もいますし、(提出資料から私たちの勤務先を見て)お父さんの様にコンピューター関係の仕事は非常に向いているので、そういう方面に特化させても良いと思います。」
とフォローしてくれました(私も夫もシステムエンジニアです)。

事前にまとめてきたので時間に余裕が出来、先生から
「何か聞きたい事はないですか?」
と言われたので、
アスペルガーであることを保育園には当然報告するつもりなのですが、この先学校にも伝えた方が良いのでしょうか。」
と聞くと、
「公立であれば伝えても大丈夫ですが、私立の場合は学校のブランドやイメージを大切にするため、伝えた場合逆効果になることがあるので注意してください。」
と言われました。

いずれにしても私立小学校に行く金銭的余裕は元々無いからいいとして(笑)、公立小学校に伝えるかどうかは、今後療育を進めていく中で相談なのかな、と思いました。


先生との面談の後、今後の療育について地域の職員(?)の方から説明を受け、こちらから療育を行うセンターに予約の連絡を入れることになりました。

私が泣いていたので、職員の方が
「お母さんはショックだったことと思いますが、今日の広瀬先生はアスペルガーについてとても詳しい方で本も出されているので、良かったら読んでみてください。」
と言ってくれました。

それがこの本です。

図解 よくわかるアスペルガー症候群

※後日購入しました。評価も高くおすすめです。


私の父は、
「信じられない」と言う反応をしつつ、
「でも別に今まで通りに接してればいいんでしょう?」
と言うので、
「普通で良かったらこういう診断は必要無いと思うから・・・」
と回答するのが精いっぱいでした。

 

普通の応対をすると、きっと長男は次第に生きづらさを感じるようになる。
今はその「生きづらさ」が一体どの程度なのかはわからないけれど、出来る限りスムーズに人生を乗り越えていってほしい。
普通の子に見えてしまうから、余計に注意しなければならないと思いました。

 

私も夫もおじいちゃんもおばあちゃんも、これからアスペルガー症候群発達障害のこと、勉強していかなくては。

 

最近までよく知らなかった私が言うのもなんですが、アスペルガー症候群の人は推測で100人に1人とも言われているため、もっとアスペルガー症候群の事をみんなに知ってもらいたいと思ってしまいました。

このブログもアスペルガー症候群発達障害の認知度の向上に少しでも役に立てたらと思っています。

 

 

 

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