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アスペルガー症候群の長男は、以前から挨拶が苦手です。
2歳の次男が、
「おはよう~」
「おかえり~」
「おやすみ~」
などの基本的な挨拶を当然の様にする様になり、余計に積極的に挨拶をしない長男が目立って来ています。
そもそも挨拶とは、
「人と会ったとき取りかわす儀礼的な動作・言葉」
なのだそうです。
アスペルガー症候群の人が挨拶を苦手とする理由は、自分なりに調べたところ、以下の様な感じなのではと思います。
① 相手の立場になって考えるのが苦手
② 臨機応変なやり取りが苦手
③ 明確なルールがないのでわかりづらい
④ そもそも必要性が明確ではない
①~④について、少し詳しく書いてみたいと思います。
① 相手の立場になって考えるのが苦手
そもそも挨拶は、相手の存在を認め、「あなたと上手くやって行きたい」「コミュニケーションが取りたい」という意思表示です。
それをしてもらえなかった時に、相手がどの様に感じるるかをイメージするのが苦手なのです。
② 臨機応変なやり取りが苦手
挨拶をすると大抵、
「今日はいい天気ですね」
とか、
「元気にしてましたか?」
と言った、他愛もない世間話に入る事があります。
そういった会話は予告も無く唐突に始まり、相手の思いつきで突然話が変わったりもするため、あくまで推測ですが、臨機応変な対応が苦手なアスペルガー症候群の人は、そういった世間話のきっかけになるかも知れない「挨拶」があまり好きではないのかなと思います。
③ 明確なルールがないのでわかりづらい
挨拶は、タイミング、時間帯別の言葉、会釈の方法など、明確なルールがありません。
時間帯で言えば、大体、
おはよう⇒日の出~10時頃
こんにちは⇒10時頃~日没頃(便宜上17時・18時を区切りとする場合もある)
こんばんは⇒日没頃~日の出頃
だそうですが、常に「おはようございます」と言う業界もあるので余計に混乱します。
また、会釈の角度や音量なども特にルールが無く、相手の年齢や立場、表情などを汲み取って内容を変えていくものなので、ルールが非常にあいまいでアスペルガー症候群の人にはわかりづらいです。
④ そもそも必要性が明確ではない
挨拶は生活や実務には特に大きな影響がないので、絶対に必要かと言われるとそうでもないのかも知れませんが、人間関係を円滑にするためには必要と言えます。
挨拶をすると、
気持ちがいい
笑顔になれる
相手からの印象が良くなり、仲良くなれる
などの効果がありますが、そもそもアスペルガー症候群の人が、その効果について共感できるかどうか・・・と課題があるのかなと感じます。
この様にして書いてみると、長男がなかなか挨拶をしない気持ちも分からないわけではないですが、周囲から少しでも好かれた方がいいのも事実。
特に長男は「お友達と仲良くしたい」と言う気持ちはあるので、
「笑顔で挨拶をするとみんなに好きになってもらえるよ」
と言うことを何度も説明していくしかないのかなと思いました。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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