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一昨日、カミングアウトをどうするかと言う記事を書きましたが、自分でその記事を書いていて、
「どうしてカミングアウトすると周囲は優しくなるのだろう?」
と言う素朴な疑問が湧き、色々と考えてみました。
まず一番良くないのは、明らかに普通の子と違うのに周囲に何も言わない事だと言うことは理解できました。
人間の心情として、何だかよくわからない相手、カテゴライズ出来ない相手には不安を覚えるものです。
普通クラスにいるのにおかしな行動をしてしまう子とか、家が裕福なはずなのに給食費を全然払わない子など、
「一体あの子(の家庭)はどうなっているの?」
と、周囲を不安にさせる存在になってしまうのが、集団の中では一番良くないのだと思います。
そこでカミングアウトが必要になるのですが、カミングアウトの仕方にも2通りあると思います。
まずは単純に、
「発達障害なので迷惑をかけてしまうかもしれませんがよろしくお願いします。」
と伝えるパターンです。
ここの段階で周囲から受ける優しさは、
「とにかく生まれつき障害を持った「可愛そうな子」なので、多少のことは目を瞑ってあげなければ」
と言う風に、
「健常者は障害者をいたわらなければならない」
「弱い者いじめは卑怯」
と言う道徳的な判断で成り立っている感じなのかな・・・と思います。
もう一つの方法は、ただ優しさを求めるカミングアウトからもう一歩前進し、
「アスペルガー症候群なので、曖昧な表現はやめてハッキリ伝えて欲しい」
とか、
「ADDだから忘れ物をしたり、うっかりミスをしやすい特性があるので注意してほしい」
と言うように、症状に沿った対処「合理的配慮」を求めるカミングアウトです。
「合理的配慮」は優しさに含まれると思いますが、お互いのためでもあります。
「合理的配慮」は障害に応じて工夫しなければならないので慣れるまでは大変かもしれませんが、長い目で見れば、ただひたすら
「かわいそうだから目を瞑り続けましょう」
のパターンと比べるとストレスは少ないだろうと思います。
私もカミングアウトするのであれば、具体的にどうすればうまく行くかをハッキリ伝える方がいいのかな・・・と思っていますが、お願いが多すぎると逆に「面倒くさい」と思われる可能性もあるので加減も大事だろうと思います。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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