本当にあったアスペル男子の愉快な日々

アスペルガー症候群の長男を中心とした、家族の成長記録

療育1回目(前編)


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昨日、長男ははじめて「療育」を受けました。

一緒に療育を受ける子も来ていましたが、全員で5人くらいいるうち女の子はたった1人であとは全員男の子。

偶然だろうけど、自閉症スペクトラムの男女比がピッタリ投影されていて驚きです(笑)。
(他の子も自閉症スペクトラムなのかは聞いていないのでわかりません)

 

長男より小さい子ばかりなので「何で?」と思いましたが、全員同じ学年と言うことでした。


「療育」と言っても、みんなで遊びながら人との適正なかかわり方を学んでいきます。

長男たちが療育のお部屋に入ると、しばらく親は待たされ何もすることがありません。

一応本や雑誌が置いてあるし、スマホもあるけど暇です・・・(笑)。

次回からは何かすることを考えて行こうと思いました^^;。


20~30分くらい待ったあと、療育担当の方との面談を行いました。

昨日初めて知ったのですが、療育担当の方はメインとサブで2名いて、メインの方が先日の記事に書いた男性の方、サブは女性の方でした。

メイン担当の人と面談中は、サブの人が長男の様子を観察していてくれます。

 

メイン担当の方との面談の内容は、
「最近何か変わったことや気になったことは無いか?」
と言う内容でした。

私は、先日おじいちゃんと公園に行った時の事件について話しました。

すると、
「非常に貴重な経験をしたと思うので良かったと思う」
と言っていました。

やはり、親がいくらダメと言っても実害がないとわからないし、逆にやってみたくなる場合もあるんだそうです。

 

そして他人が冷たい反応をしてくれた場合の一番のメリットは、
「長男君は悪くないんだけど、世の中にはそういう人もいるんだから、やめた方がいいよね」
と言う様に、長男の味方になったまま注意出来ることだと言われました。

そうすれば、こちらの信頼関係を崩さずに長男の行動をうまく調整することが出来るためだそうです。

 

 

 

とにかくコツとしては、親が「あれもダメ、これもダメ」と言うのではなく、うまく周囲を利用して、子供の敵にならずに悪い行動を抑制する工夫をした方が良いということです。

例えば、注意書きの看板に書いてあるからダメみたいだね、とか、その場所にいる人(店員さんや駅員さんなど)にやっていいのか聞いてみて、その人にダメと言ってもらう等です。

 

先日の件をきっかけに、これからは積極的に他人と出会うきっかけをして訓練を積んだ方がよいと思っている事については、
「適切なタイミングがあるので無理にすることはない。」
と言われました。

何かあるたびに子供を叱ることになるのが一番良くないので、今まで必要最低限しか外出しなかったのはある意味正解だと言われました。

 

最近は長男君も大きくなって良くわかる様になってきたので、たとえば公園に入る前とか電車に乗る前に、
「この前みたいになるといけないから、知らない人には話しかけないようにしようね」
とハッキリとルールを伝えると良いのではと言われました。

 

療育担当の方はさすがプロと言う感じで、目からうろこのようなアドバイスを色々としてもらえて、療育をすることになって本当に良かったと思いました。

月に一度仕事を休んでも受ける意味があったと思います。

 

このあとサブの担当の方と長男の遊び方について報告がありましたが、長くなってしまったのでまた明日書きます^^;。

 

今日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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