本当にあったアスペル男子の愉快な日々

アスペルガー症候群の長男を中心とした、家族の成長記録

脳波で発達障害は診断できない


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先日、こちらのニュースを見ました。

news.yahoo.co.jp

 

木下優樹菜が突然、YoutubeADHD(注意欠如・多動症)であることを告白したのですが、精神科医からADHDの診断方法に問題があると指摘を受けています。

 

木下優樹菜は「ブレインクリニック」というクリニックに行き、脳の周波を調べてADHDという事がわかったという事でした。

 

動画内で“診断”という言葉は一度も使っていないそうですが、脳波の画像だけでADHDかどうか分かると誤解するのではないかと危惧しているとのこと。

 

以下、引用です。

脳波や脳画像を用いた発達障害の診断は、これから研究が進む分野の1つでもありますが、現時点では根拠はなく、診断に用いることが出来るようなものでは無いということも確かです。そこを誤解すると、間違った診断に繋がる恐れもあります。

 

実は「ブレインクリニック」について以前ここのブログでもあげたことがあるんですよね。

脳波検査で発達障害がわかるのか? - 本当にあったアスペル男子の愉快な日々

 

料金も高そうだし、正しい診断方法ではないので、長男は一度も通っていません。

こちらの記事にもちゃんと書かれています。

何か変だよ、日本の発達障害の医療 【前編】過剰検査 - 所長ブログ

 

上記サイトでは、以下の様に明言されています。

発達障害注意欠陥多動性障害自閉症スペクトラム学習障害)の診断には、学習障害を除いて、この検査をすれば診断ができるといった検査がありません。血液検査や脳波検査、MRIなどの脳機能画像、さらには知能検査などの様々な心理検査によって、注意欠陥多動性障害自閉症スペクトラムの診断をすることはできません。

 

「ブレインクリニック」みたいなところは、精神科医から正式な診断をもらえないが、どうしてもそれっぽい判定が欲しい人が行くところなのかも知れません。

 

既に診断がおりていたら、診断を下した先生が勧めるとは思えません。

通常、子どもの場合は療育、大人の場合は投薬の方向に進むのかなと思います。

脳の外側から電流を流して脳の神経を活性化したり抑制したりするよりも、薬の方が効果は明らかだと思います。

 

みなさんも発達障害ビジネスにはご注意ください。