本当にあったアスペル男子の愉快な日々

アスペルガー症候群の長男を中心とした、家族の成長記録

個別指導計画(5年1学期)


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長男の通知表に添えられていた、通級の個別指導計画について書いておこうと思います。

 

指導目標1)

担当教員と安定した関係を築き、困ったときに援助要請をすることができる。

→個別学習の開始前に担当教員と1対1で静かに過ごす時間がありました。運動会の振り返りや休日の楽しかった出来事などの質問に答えながら、嬉しかった気持ちを交えて話す練習をしました。

 

指導目標2)

自分の考えを伝えたり、相手の考えを受け入れたりしながら話し合いや集団行動ができる。

→「しんげんちゲーム」では、チームメイトと作戦を相談することができました。良いアイデアが浮かんだときは「手をゆっくり動かした方がいいよ。」と具体的に伝えることができました。

 

指導目標3)

相手の目を見て話を聞き、指示を聞き洩らさないよう気を付けながら活動することができる。

→1対1の対話では、顔をあげて目を合わせるように助言すると、話し手の方を向いて話すことができました。目を合わせると「聞いているよ」が伝わり、相手が安心することを繰り返し伝えました。話し手を意識する練習ができました。

 

指導目標4)

やるべきことの優先順位を考えることが出来る。

→約束の時間より早く着てしまった場面で「どうしたらいいかな?」と投げかけ、一人で考える時間を作りました。「ここで待っていたらいい。」「次は40分に来たらいい。」と自分の考えを話すことができました。

 

総合所見)

どうしたらよいか分からないときに、自分で考える時間をじっくりと取りました。答えられるまで待ったり、考えのヒントになることも伝えたりすると、ゆっくりですが考えを伝えられるようになっています。

スピーチは挙手して自信を持って取り組ました。できていることを具体的に褒めて自信につなげ、自分の考えを伝える場面を設定し経験を積ませていきます。

 

 

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話し手の目を見るなど、相手が不快に思わない様な応対については出来るだけ早めに身に付けてもらいたいですが、コミュニケーション能力、伝える力については、長男のペースで少しずつ身につけていければと思います。