本当にあったアスペル男子の愉快な日々

アスペルガー症候群の長男を中心とした、家族の成長記録

母親と子供の世界に父親は入れない?!


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私は子供たちと、空想の話だとか、勝手に考えた面白い話などをして楽しんだりすることが良くあります。

 

たとえば、私が可愛がっているぬいぐるみが生きている設定で、

「今日はくら寿司にバイトに行ってきたんだけど、バイト仲間の山田が遅刻してきて大変だったよ~。」

と言ってみたりとか、次男の髪がサラサラで、以前マッシュルームカットだったので、

「クリ坊」「キノピオ」「マシュー」

等と呼んだり、食事の中にキノコが入っていると、

「あ、次男君が共食いしてる~!」

と言ったり、頭を振っているときに、

「胞子が飛び散るよ!」

といじって笑ったりして楽しんでいます。

 

その子供っぽいやり取りには、絶対に夫は入って来ません。

 

夫はそういう風に空想の話だとか冗談を言って楽しむことが出来ない人間なので、入って来れないのかも知れません。

夫は空想の話については、オカルトの様な幽霊や地震予言などの話を本気で信じてしまうか、くだらない話だと切り捨てるかのどちらかの人間で、

「嘘と分かっている前提で空想話を楽しむ」

と言った感覚は持ち合わせていないように思います。

 

そのようにして、何となく私と長男と次男の3人で楽しい世界が出来上がってしまいました。

 

ですが、夫はそういったやり取りが気に入らない(理解できない)のか、次男のキノコいじりをして遊んでる時に、突然夫が

「次男君にそうやって失礼なこと言うのやめた方がいいよ。次男君がキノコ嫌いなのってそうやっていじめるからじゃないの?」

と言って来ました。

 

え・・・?!

 

次男も、

「え、ボクなめこは食べられるよ?」

とフォローしましたが、夫はそんな風に次男をキノコ呼ばわりするのは良くないというのです。

 

なんだろうこの温度差(笑)。

 

私も一応、次男とお風呂入っているときに、

「もしかして、今まで次男君の事マッシュルームとか、キノコって言うの嫌だった?」

と聞きましたが、

「ぜーーーんぜん!うれしいよ!」

と次男。

私も、

「そうだよね、次男君が可愛くてついキノコって言っちゃうんだよね。」

と伝えました。

 

いつもではないのですが、時々このようにして、夫だけ別世界の住人みたいな感じになってしまう時があります。

 

どうしても母親と子供の方が濃厚な時間を過ごすことが多いため、段々とこういう風になってしまうのかな・・・と思ったりします。

 

夫も暇なときに突然、子供たちの学校の事とか聞いてくることがあるのですが、ふだん子供たちの事に歩み寄っていないため、

「そんなことも知らないの?」

みたいな質問をしてくるので、変な空気が出来てしまったりします。

 

普段から子供たちの交友関係を把握しようとしたり、学校から持ってくるお知らせに積極的に目を通してくれていたらこういうことにはならないはずなのですが。

 

お父さんももっと子供達と同じ目線になって私たちの世界に入って来てくれたら、仲間になれるのかも知れませんが・・・。

お父さんのタイプに寄るのかも知れませんね。