先日、
『すくすくナイト もしかして発達障害?』
と言う番組を観ました。
すくすくナイト もしかして発達障害? - NHK すくすく子育て情報
毎週土曜日に放送されている『すくすく子育て』の特別番組だったようです。
専門家として出ていた「広瀬宏之先生」と言う先生は、長男が3歳の頃、地域の保健福祉センターで長男を「アスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)」だと診断した先生でした。
私が録画を観ているときに長男が起きて来て、ゲームをしながら番組を観ていたのですが、広瀬先生の顔を見ても、さすがに
「僕、どこかでこの先生に会ったことある・・・」
とはなりませんでした。
ちなみに長男は、自分が「発達障害」であることをまだ認識していません。
何度か説明したことはありますが、当時小さかったため理解してもらえず、療育センターでも「あえて伝えなくてもいい」と言われたので最近は話していません。
この番組の中で、私が印象に残った言葉はこちらです。
毎日がんばっているお母さん・お父さんへ、「親業の同業者」からエールを送らせてください。凸凹子育ては、はっきり言って「子育て上級者向けコース」なんだから、はじめからうまくいかなくて当たり前なんです。子どもにできないことが多かったり、まわりの子と違ったりすると、不安になったり、子育てにプレッシャーを感じたりもすると思います。
「あれもこれもできなくては」と思うのではなく、何ができても・できなくても、今の自分・今のお子さんに、生きているだけで100点をあげてください。ちょっと凸凹しているくらいが、人間らしくていいじゃないですか。お子さんと同じくらい、自分のことも大事にしてあげてくださいね。
「子育て上級者向けコース」か・・・本当にそうなのかも知れません。
特に第一子が発達障害児だった場合、スキー未経験なのに気づいたらコブだらけの上級コースの上にいて、戻ってリフトで降りることも出来ず、何とか一人で滑って下に降りる(育てる)しかない・・・と言った状況に似ているのかも知れません。
遠くを見ると、緩やかなコースを楽しそうに滑っている人たちもたくさんいるのに、私だけ必死に上級コースを滑っているみたいな・・・。
急斜面がすぐに終わって段々緩やかになってくる人もいるだろうし、一生急斜面の人もいるかも知れません。
もしかすると、最初は超ゆるやか斜面で余裕で滑っていたら、突然急斜面になってしまう場合もあるかもしれません。
「お子さんと同じくらい、自分のことも大事にしてあげてくださいね。」
と言う言葉も本当にそうだなと思います。
周囲の協力を最大限に利用して、出来るだけ自分の時間を作って欲しいと思います。
(『すくすくナイト もしかして発達障害?』は以下の日時で再放送予定です。
・3月26日(土)午後0時~1時 ※高校野球中継のため変更・中止になる場合があります
・4月2日(土)午後3時~4時)