昨日は仕事がお休みだったので、午前中に整体に行き、午後は次男をアレルギークリニックに連れて行きました。
長男が塾の日だったので、早めにご飯の支度をしなければならなかったりで、結局あっという間に貴重な休日が終わってしまいました・・・。
アレルギークリニックでは、
「5月になって落ち着いたら、花粉症の舌下療法を始めたい」
と言ったのですが、血液検査などはその時で良いという事で、結局アレロックと目薬をもらっただけでした。
さて、先日このような記事を読みました。
1歳時のスマホなどによるスクリーンタイムと3歳時のASD発症との関連について検討したということです。対象になったのは母子8万4030組で、ロジスティック回帰分析の結果、男の子では1歳の時に画面を全く見ていなかったグループに対する3歳までのASD診断のオッズ比は、1歳時のスクリーンタイムが1時間未満群では1.38、1時間以上2時間未満群では2.16、2時間以上4時間未満群では3.48、4時間以上群では3.02との結果が出たということです。一方、女の子ではスクリーンタイムとASDに関連は認められなかったそうです。
私としては、定型発達児しか育てたことのない人にこういう記事を鵜呑みにされるのがすごく怖いなぁと思っています。
自閉症児の親は、周囲から
「あの人、子供が小さい頃に育児を手抜きしてテレビやスマホばかり見せていたからなのね。」
って思われるってことですよね・・・。
この調査をした人は、
「自閉症の幼児時代は常に刺激を求めて落ち着きがない場合が多いため、親が家事をする時間を作るため、もしくは外出先で迷惑にならないようにするために、幼児にスマホを見せざるを得ない時間が結果的に多くなってしまう。」
という事を知らないのでしょうか・・・。
と言うよりも、
「もともと、スマホに育児を手伝ってもらわざるを得ないタイプの子供だった。」
という要因も大きいのではないかと思うのです。
確かに、テレビやスマホばかり見せていて、コミュニケーションを全然取らなかったら問題だとは思いますが、そういう部分も調査を取らないと正確な検証にならないと思います。
スマホを見せる時間があっても、それ以外の時間でしっかりコミュニケーションを取っていたり、テレビやスマホを見せていても、
「この犬可愛いね~」
みたいに時々共感するような話しかけをしていたら問題ないと私は思います。
スクリーンタイムだけで見るのが一番簡単だろうし、綺麗に因果関係も見えよい結果を出せたと思っているのかも知れませんが、スクリーンタイムだけで関連付けるのは止めて欲しいと思いました。