昨日の土曜日は、長男の85回目の療育センターでの療育でした。
昨日の記事で書いた通り、長男の手に鉛筆の芯が刺さってしまい、黒い色が取れないので、療育の前に皮膚科に寄ったのですが、処置に時間がかかって30分以上遅れてしまいました。
時間的に、もう欠席にしようか迷いましたが一応参加。
結局、予定されていた活動の中で、「協力!ねこチーズをうばえ」と言うカードゲームをしただけで終わってしまいました。
フィードバックでは、長男に関しては、黒板消し係について、3年生の時はしょっちゅう忘れていたのに、原因はわからないが最近は忘れずに出来ている様だという話をしました。
他の子のお母さんからは、
「学校のタブレットでYoutube鑑賞がやめられないので困る。」
「学校から帰ってきて、まず30分鑑賞したいというので決めても、絶対に30分では止められないのでいつも喧嘩になる。」
と言う相談がありました。
今までもそういう話は何度か挙がっていたのですが、療育士さんからも、同じ悩みを抱えているご家庭がかなり多いというお話でした。
そもそもYoutubeは、次々とおススメが上がってきたりして、やめられないように出来ているから、誘惑に弱い子供がピッタリ時間で辞めるのは難しいですよね。
長男の場合、そもそも学校のタブレットではYoutubeは観ていないですし(Switchで観ていることが多い)、時間で区切ることは出来る方だと思います。
大きな理由として、
「Youtubeは一時停止しておけば、また後で続きが観られるから。」
と言う点です。
親も子供がやっていることに応じて、時間で区切れるのか、区切れないものなのかを判断してあげるといいと思います。
<時間でブツ切りしても大丈夫なもの>
・動画や録画番組の様に一時停止できるもの
・オートセーブ機能のあるゲーム
<ちょっと待てばすぐ終了出来るもの>
・セーブポイントまで行ってセーブしないといけないゲーム
<区切りまで待つ必要があるもの>
・FOTENITEの様にゲーム内でリアル時間が進行してしまうので一時停止が出来ず、抜けてしまうとチームメンバーに迷惑がかかる可能性のあるゲーム
なので長男にとってYoutube鑑賞は、
「ゲームが出来るほどまとまった時間がない時にすきま時間で楽しむもの」
もしくは、
「ゲームの攻略で調べるときに使うもの」
と言う位置づけの様な感じがします。
でもその子の場合、一時停止ではなく最後まで観ないと気が済まないそうで・・・。
結構厳しく言っても聞いてもらえない様で、難しいですね。
教育委員会は「ICT教育」を目指して、あえてYoutubeも観られるようにしているようですが、上手に活用しIT技術を吸収していくような一部の子の裏で、このように誘惑に勝てず生活や学習が犠牲になっている子がたくさんいるのかも知れません。