最近、こちらのニュースを見ました。
通知では、それまで「おおむね10歳以上の男女を混浴させないこと」としていた制限年齢を「おおむね7歳以上」に改正した。厚労省は、公衆浴場での混浴年齢に関する研究結果などを踏まえ、改正したとしている。この研究では、子どもが混浴を恥ずかしいと思い始める年齢は6、7歳が多いとの調査結果も出ているという。
おそらく10歳と言うのは、女子の第二次性徴が始まるかどうかの年齢で線を引いたのだろうと思うのですが、今は「小児性愛者」が昔より認知されている(男女問わず)と言う点もあるのかな、と思います。
私も小さい頃、時々父親と銭湯に行っていて(家にお風呂はあったので土曜日の夜とかに娯楽で行っていた)、最終的に小学4年生くらいで番頭さんから男湯に入るのを断られましたが、時々、やたらジロジロ見てくる男の人がいたのをまだ覚えています。
今考えてみると、あれはそういう事だったのかな・・・と思います。
逆の考え方をすると、10歳というと長男の年齢ですが、第二次性徴は無いものの身長も140センチくらいあるし筋肉もついていてゴツゴツした体つきになっています。
自分が子供の頃はあまり考えていませんでしたが、銭湯でそんな感じの知らない男の子が女湯にいたら、子供だけどもう幼児みたいには全然可愛くないし、何か気持ち悪いなと思います。
そもそも、お子さんがいる様なファミリー層で、お風呂が無い家に住んでいる人ってどれくらいいるのでしょうか。
統計局のサイトを見ると、平成20年の時点で浴室保有率は95.5%でした。
今はもう少し高いのではないでしょうか。
どうしてもという事であれば一緒にコインシャワーに入ればよいのではと思います。
問題は、ひとり親が異性の子供を連れて温泉旅行に行きづらいと言うことなのでしょうか?
お風呂付の部屋は金額的に難しくても、家族風呂を予約できる温泉もあるので、一緒に入る方法はあるように思いますが、
・子供を小児性愛者の目から守るか
・子供と一緒に入って転倒などの危険から守るか
の両方の側面があるので難しいところですね。
みんな水着みたいに大事なところを隠せて、それでもちゃんと体も洗えて、かつ衛生的で・・・みたいな布を着て入浴できればいいのになぁと思います。
乳がんの人用の入浴着は既にありますが、手術の傷を見せたくない人もいるでしょうし、もう少し広い範囲を隠せるようなアイテムが出来たらいいですね。