10月から放送されている『二月の勝者』というドラマを毎週録画して観ています。
中学受験の漫画を原作にしたドラマなのですが、そこで気になったのが、勉強が出来ない最下位クラスの子たちを「お客さん」と呼んでいるところです。
なぜなら、小学1年生から長男が通っていた四谷大塚の面談で、当時の先生も言っていた言葉だからです。
四谷大塚は、1~2年生までは少人数で一人ひとり割と細かく見てくれるのですが、3年生になると個別的指導は無くなり、大人数の完全な集団講座になります。
そのため、授業に集中していないことが多かった長男は、2年生の後半の面談で、
「3年生からは教室の人数も増えて授業の時間も長くなってくるし、話をきちんと聞いて付いてくる子じゃないとただのお客様になってしまうので、長男君がついていけるか心配しています。」
と先生から言われ、結局、四谷大塚はやめて3年生から約1年間、長男は栄光ゼミナールの個別指導の塾に通っていました。
『二月の勝者』を観ていると、先生はよく正直に言ってくれたなぁと思っています。
塾は定員もあるわけなので、出来るだけ優秀な子を入れたい(塾の合格率を高めたい)と思っていた可能性もありますが、当時の長男は壊滅的に成績が悪いわけでもなかったので、塾の経営面で考えれば、お金を払ってくれるお客様がいてくれた方がいいはず。
そういう経緯があったので、『二月の勝者』を見ていて、
「「お客さん」もしくは「お客様」と言う言葉は、進学塾における業界用語なのかな?」
と思った訳です。
こちらの記事を見ると、本当にそうなのかも知れませんね。
私はこの原作の漫画を読んでいないのでわからないのですが、
「全員第一志望に合格」
と言うのは結局、最終的にはその子のレベルを見て、手が届きそうな学校を第一志望にさせるからなんじゃ・・・なんて思ってしまいますが、ドラマの最後が気になりますね。