本当にあったアスペル男子の愉快な日々

アスペルガー症候群の長男を中心とした、家族の成長記録

「上の子可愛くない症候群」


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先日、ネットで

「上の子かわいくない症候群」

と言う言葉を始めて知りました。

 

皆さんはご存じですか?

news.yahoo.co.jp

 

2人目や3人目を産んだあとに上の子をかわいく思えなくなる現象のことです。ネットを中心に、子育て中の人たちの間でよく使われているそうです。

 

私は今のところ、これで悩んだことは無いと思います(たぶん・・・)。

 

もちろん、長男が次男をいじめて次男が泣くこともあるのですが、大きな原因として次男があきらかに、必要以上に大げさに泣いて、

「ボクってかわいそうでしょう?お兄ちゃんに罰を下して!!」

とアピールをしているのがわかりすぎてしまうからです(笑)。

 

そんな時、長男は何も言えずにバツの悪そうな顔で立ち尽くしていて、そんな要領の悪い長男を見ていると「可愛くない」なんて思えないんですよね。

 

次男がまだおしゃべりできない時期も、もちろん長男に注意したりは多々あったと思いますが、だからといって、長男が可愛くないみたいに判定したことは無かったと思います。

 

 

 

上の子は当然ながら親にとって初めての子育てで、特に長男は発達障害のこともあり、経験が浅いが故の失敗や試行錯誤も多く、長男と私は苦労を分かち合ってきた同志という感じが強いです。

当然ながら下の子よりも一緒に過ごす年数も長いですしね。

その後、ようやく色々なことに慣れてきたころに参画してきたのが次男って感じがしています。

 

次男の登場により、長男は最初の頃、色々と我慢していたのも知っています。

長男は、次男が生まれた後、おそらくストレスで、アトピーが発症したり、頻繁にトイレに行くようになったりと言う時期もありました。

 

下の子も小さいから可愛いのですが、上の子の方が私の経験不足により苦労をかけた感じもするので、どちらもそれぞれ違う可愛さがあり、どっちの方が可愛いみたいなのは決められません。

 

でも次男は時々、

「絶対に自分の方が可愛い」

と自信があるのか、もしくは不安になるときがあるのか、

「長男君とボク、どっちの方が可愛い?」

と聞いてくるんですよね(笑)。

 

大体、

「どっちも大切、両方とも1番だよ。」

と答えますが、近くに長男がいない場合は、

「世界中で一番愛してるよ。」

と抱きしめたりします。

 

 

ただ、我が家と違って上の子が要領が良くてしっかりしていると、親からの期待値もあがるので、好ましくない行動をした時に裏切られた感じがして可愛くなくなってしまう可能性が高いのかも知れませんね。

ウチは次男よりも長男の方が精神年齢が低そうな感じがするので、体は大きいけれど、長男に過度の期待をしていないのもあるのかも知れません(笑)。

 

個人的な意見になりますが、「上の子可愛くない症候群」は、旦那さんなど周囲の人にサポートしてもらい、心に余裕を持つようにするのが一番効果的な気がします。

 

上の子も結局お母さんのことが大好きで、気を引きたくて好ましくない行動をしてしまうのだと思うので、そんな不器用な上の子が可愛いと思えるよう、お母さんが育児に追い込まれない状況を周囲の家族が作ってあげてほしいと思います。