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昨日、このような記事を読みました。
読んでいて、なんだか胸が苦しくなりました。
「積極奇異」型の発達障害・グレーゾーンに悩み、昭和、平成、そして令和の今を生き抜いているアラフィフ男性、ナオユキさんの人生のお話です。
グレーゾーンなので、自分が微妙に他の子と違うことに気づき、先生に必死で好かれようと頑張るものの、空回りばかりしてしまう感じなのです。
恒例のパターンとして、進級後の年度初めは、語彙が豊富で積極的に話すことが出来るため、第一印象が素晴らしく良いため、学級委員に選ばれるくらいの期待を背負います。
ですがゴールデンウイークごろになるとナオユキさんの評価は一変。
忘れ物ばかりする。宿題はもちろんやっていない。口を開けば延々と本で読んだ知識をしゃべり倒す。運動はダメ、勉強はもっとダメ。でも自分がすこし頑張れば勉強など軽く出来るという自身だけはある。
時に教師たちも「よく知っているね」と褒めてくれる。けれど、なんとなく心の底から褒められているという感じがしない。授業時、教師からグループでなにかしなさいといわれると、自分だけ級友は誰も誘ってくれない。
男女問わず日常では声をかけてくれる級友ですら、そういう場面では自分を避けていく。毎年6月には、クラスでは完全に浮き上がった「鬱陶しい子」として認識されていた。そしてその後は進級によるクラス分けまで、砂を噛むような日々を暮らす。
いじめとからかいは小学校卒業のその日まで続いた。でもナオユキさんはやられても決してやり返さない。相手がいじめやからかいをやめるまでナオユキさんはただただ話し合い、対話の場を持とうとした。次第に、級友と教員たちの誰からも声をかけられることなくなった。もちろん卒業式もたったひとり、誰ひとり声をかけてくれる者はいなかった。
中学入学のタイミングで引っ越しをしたため、中学校からやり直すことが出来たのですが、中学でもまた同じことを繰り返してしまいます。
新天地での中学生活、ひとりが好き、今度こそ静かに暮らしたいと思っていたナオユキさんだったが学校主催のオリエンテーション初日で早くもそれは破られた。新しい自分のことを何も知らない級友たち相手についつい楽しくおしゃべりをしてしまう。気がつけばクラス委員になっていた。
その後高専に入り、バブル期に就職。
しかしバブル崩壊で退職を迫られ、その後はいろいろな仕事を転々としますが、学生時代と同じで、
採用時こそ高評価、だが仕事をはじめると、上司からの評価は高いものの周囲の同僚や取引先とトラブルが絶えない。
という日々が続きます。
最終的に40歳を過ぎて、精神科を受診し、
「『積極奇異型』のアスペルガー(現在では自閉スペクトラム症と呼ばれる)”疑い”」
ということで、グレーゾーンだったということです。
現在は、個人事業主で廃品回収業をしているとのこと。他人と接することもなく、廃品を集め、これを修理してネットで売り出しているとか。
何とかひとり食べていくくらいの収入は稼げているそうです。
今の中高年にはこういう方も多いのかもしれませんね・・・。
これからも、子供達には適切な支援を続けてほしいと思います。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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