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昨日の記事の続きです。
総合所見としては以下の通りでした。
「手術のため小集団指導の時間が少なかった。
年度当初は少なかった語彙も増え、単語ではなく文章として相手に伝える場面が増えてきた。
個別の時間では、自分でクラスの課題を持って来て、担任がどのような指示をしたかわかりやすく担当教員に説明することが出来た。
ゲーム活動や活動に夢中になると、順番を抜かすなど、周りの様子よく見ずに先走った行動をとることがあった。
また、集中が途切れてしまうと、目の前の事から意識が逸れてしまい、話を聞き逃したり、指示通りに動くことが出来なったりする様子が見られた。
今後も小集団、個別学習を通して他者意識の向上を促すとともに、言語コミュニケーションの向上を目指したい。」
また、相手との距離が近すぎて注意されることは減ってきたのと、通級内で、お友達とのかかわりが少し出てきたという報告がありました。
良くなってきた部分もあるけれど、課題も多いってことですね。
年齢が上がると求められる基準も上がって行くので、小学生の間に通級を卒業するのは難しい様な気がしています。
最後に、この前の授業参観で見た「協力島わたり」のお話をしました。
このゲームは、4人で「せーの!」という掛け声で島を飛び越えていくというゲームなのですが、実は1学期の頃は全く出来ず、2人ずつに分けても全然タイミングを合わせられず、4人で飛ぶなんて夢のまた夢と言う状況だったのだそうです。
とてもシンプルで簡単な遊びだと思いますが、周りを見て、スピードなども遅い子に配慮しなければ成功しないため、発達障害の子にとっては結構難易度が高いものなのですね。
その話をしている時に思ったのが、私が子供のころによくやっていた
「花いちもんめ」
と言う遊びです。
私の子供時代は、今よりも子供が多く、子供だけで外で遊んでいても特に注意もされなかったので、近所の子供同士でも10対10くらい(もしくはそれ以上)の人数でよく遊んでいた記憶があります。
ああいう遊びも、同じチームの子と歩調をそろえて一緒に足をあげ、戻るときは一緒に後ろ歩きもしなければならず、長男が通級で行っている協力しまわたり的な要素があるように思います。
しかも、誰が欲しいかをみんなで相談し、短時間で1名に決定しなければならないので、意見をまとめる能力も必要になってきます。
(大抵、一番年上の子がまとめていた気がしますが)
さらには、全然呼ばれない子がいるといけないので、相手の気持ちを配慮する必要もあります。
配慮しない場合、残った子が泣いてしまったり、他の子に注意されたりするので、嫌でも考えなければなりません。
そういう風に考えると、昔からある子供同士のの遊びは社会性を育てるのにとても大切なものなんだな~と感じました。
今は近所の子が集まって、小さい子も大きい子も混ざって子供同士だけで遊ぶような場面が無いですが、長男が小さい頃からそういった子供同士の遊びの輪に入っていたら、もう少しコミュニケーション能力が磨かれていたんじゃないのかな・・・と思ったりします。
今は色々な事情から、そういう風にたくさんの子が空き地に集まるような機会も難しいですね。
長男に聞いたところ、学校で花いちもんめをやったことがあって、「長男君が欲しい」と言ってもらったこともあるんだそうです。
30人ずつでやったと言っていましたが・・・ほんとかな(笑)。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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