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遅くなってしまいましたが、6月に放送された
『WEB連動企画“チエノバ” 障害のある子どもと学校・反響編』
のテレビ番組の中で、発達障害の通学について役に立つ情報が放送されていたので、少しまとめてみようと思います。
発達障害については、学校における「合理的配慮」についての話がありました。
学校の場で、発達障害の子供をもつ親が学校の先生から、
「普通級のために配慮はありません」
と言われ、我慢したり肩身の狭い思いをしている親が多いと言うことについて、筑波大学の柘植先生は、
「これはまずい。発達障害はもちろん、弱視や難聴の子どもでも、通常の学級に在籍しながら必要な合理的配慮を提供して豊かに学んでいく。今はそういう時代になっているはず。」
と言う発言がありました。
学校の先生から勘違いさせられており、これは障害者差別解消法からすると違法状態であると言うことでした。
シンガーソングライターのうすい まさとさんは、重度のLDである自分の子供を一般級に通わせるにあたり、最初は学校から
「うちでは難しいのではないか」
と言う様にやんわりと特別支援学校を勧められたらしいのですが、それでも一般級に通うことを希望すると、今度は付き添いを求められたそうです。
それでもはっきりと
「合理的配慮をお願いします!」
と校長先生に働きかけを行い、学校に合理的配慮を求めた結果、学校も受け入れてくれたとのことでした。
国公立学校の場合、ここで学校が断れば障害者差別解消法の違反になるためです(私立学校は努力義務)。
今の時代、学校の場で子供の障害に起因する不都合があれば、
「うちの子が普通と違うから・・・」
と我慢するのではなく、学校に合理的配慮を求めて問題ないのです。
そうしなければ、その子が学校に居場所が無くなってしまい、最終的に不登校などになってしまう可能性があり、不登校から引きこもりになってしまうと、将来納税できる可能性が極めて低くなってしまい、最終的には国や自治体のダメージにつながるためだと思います。
ただし「合理的配慮」には、「過度の負担を課さないもの」と言う条件があります。
ただ、障害者差別解消法が施行されたばかりで学校も先生も未熟な状態のため、各学校に最低一人でも発達障害に関して専門的な知識を持った先生が配置されるといいのではないか、と言うことをお話していました。
先生が未熟な場合の例として、担任の先生と連絡ノートで具体的な対応方法を親が説明していく方法も紹介されていました。
本来はここまでする必要はないのかも知れませんが、子供の特性は親が一番理解しているので、親が説明してあげるのが一番効率が良いのかも知れません。
長男も来年小学生で就学相談を進めていますが、もしも通級無しで完全に普通級になってしまった場合でも、この番組を観て、合理的配慮を求めても全く問題ないと言うことがわかり安心しました。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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