本当にあったアスペル男子の愉快な日々

アスペルガー症候群の長男を中心とした、家族の成長記録

「発達障害」というアイデンティティー


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最近、『「私はうつ」と言いたがる人たち』(香山 リカ(著))と言う本を読みました。

 

この本は2008年に出版されたものなので、本の中に「新型うつ」と言う言葉は出ていませんでしたが、まさにそういう人たちが該当する内容でした。

具体的には、仕事や人間関係がうまく行かない人が、診断の甘い精神科医を探して

うつ病

という診断をもらい、現状から上手く逃げるための言い訳に使って休職などするのですが、休職中に旅行や留学などを生き生きと楽しんでいる場合もあり、

「本当にうつ病なのか?」

と周囲も疑問に思ってしまう様な人たちがここ最近多い事について書かれていました。

 

その様にして、患者の中には、

うつ病

を自分のアイデンティティーにしている人も多いのだそうです。

 

 

 

この場合の「アイデンティティー」とは、「自分自身の自信やよりどころ」と言った意味合いで、

「仕事や人間関係がうまく行かないのは自分が「うつ病」と言う特別な人間であるから」

という「よりどころ」が欲しいため、どうにか診断をもらえないか試行錯誤しているらしいのです。

 

中には、自分が置かれている「うつ病」と言う特殊な状況についてブログに綴り、結構なアクセスを集める人もいるらしいのですが、そのため

「「うつ病」が改善すると困る」

と言う様な事を言い出したり、また最近は「うつ病」の患者も増えありふれたものになって特別感が薄れてきているため、今度は

線維筋痛症

と言う病気(全身に激しい痛みが生じる病気で、現代の医学では検査で確認出来ない)を探し出して病院で診断をもらってきて、先生から勧められた運動やバイトやなどもやめてしまう人もいると言うことでした。

線維筋痛症 - Wikipedia

 

なぜこの本を記事にしたかと言うと、そういった人たちからすると、今であれば「発達障害」も十分なアイデンティティーとして使われるのではないか?と感じたのです。

 

上記でも書いた様に、この本は2008年に出版された本なので、発達障害も当時と比べると多くの人に知られるようになっています。

発達障害の診断はうつ病と同様、血液やレントゲンの検査でわかるものでは無いので、そのような症状を深刻に伝えれば診断が降りる可能性は高いです(ただし受け答えでボロが出てしまう可能性もあるかも知れませんが)。

 

今後もしかすると、何かにつけて

「私は発達障害なので(特別扱いしてほしい)」

とか、

発達障害が原因でうつ病になったので休職します」

と主張して来る人が増えてくる可能性もあるのかも知れません。

(既に増えつつあるのかも知れません。) 

 

今日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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