長男がアスペルガー症候群と診断されてから、本やネットでいろいろ調べてはいますが、正直なところ頭の中はゴチャゴチャで整理できていない状況です(涙)。
なのでこれから発達障害について、自分の勉強のために少しずつまとめていきます。
勉強ばっかりだとつまらないので、今まで通り長男の事や日々の事などをメインに書きつつ、時々こういう内容もまとめていくつもりです。
■ 発達障害とは
「発達障害」とは、生まれつき脳の発達が通常と違っているために、成長とともに発達していくはずの知能や精神活動、運動機能などが遅れたり妨げられたりするもので、「病気」とは異なります。
■ 発達障害のタイプ
発達障害
┃
┣広汎性発達障害※┳自閉症
┃ ┣アスペルガー症候群
┃ ┗特定不能の広汎性発達障害
┣学習障害(LD)
┣注意欠如・多動性障害(ADHD)
┣精神発達遅滞
┗運動発達遅滞
※「広汎性発達障害」は「多様な領域のうち一部の発達が遅れているもの」という意味ですが、「広い範囲にわたって発達が遅れている」と誤解されやすいため、現在は「自閉症スペクトラム障害」と呼ぶことが多いです。
(アメリカ精神医学会の改訂診断基準(DSM―5)では、「自閉症スペクトラム障害」に呼び方を統一)
■ 自閉症スペクトラム障害(広汎性発達障害)とは
症状の強さに従って、自閉症、アスペルガー症候群、特定不能の広汎性発達障害があるが、本質的には同じ1つの障害単位だと考えられています(スペクトラムとは「連続体」の意味です)。
典型的には、相互的な対人関係の障害、コミュニケーションの障害、興味や行動の偏り(こだわり)の3つの特徴が現れます。
以下図の赤い円の中が自閉症スペクトラム障害となります。
自閉症、アスペルガー症候群、特定不能の広汎性発達障害、定型発達の境界線は明確ではないですが、おおよそ以下のような区分となっています。
・自閉症(図のピンク色の部分)
ことばの遅れ、コミュニケーション能力の遅れ、こだわり、限定された興味
・アスペルガー症候群(高機能自閉症)(図のオレンジ色の部分)
自閉症から知的な遅れがみられないもの(IQが70以上で知的障害を伴わない)。
高機能自閉症はアスペルガー症候群に比べてことばの発達に遅れがみられるとされているが、研究者によっては同じものとして扱われる場合もある。
・特定不能の広汎性発達障害(図の黄色の部分)
自閉症でもアスペルガー症候群(高機能自閉症)でもないが、定型発達ではないもの。
自閉症スペクトラム障害の人は、最近では約100人に1~2人存在すると報告されています。男性は女性より2~3倍多く、一家族に何人か存在することもあります。
まとめるうえで参考にしたサイト(転載自由):
発達障害|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省
何で男性に多いんでしょうね?医学が発達すればそのうち解明されると思いますが不思議です。
今回自分でまとめてみて、モヤモヤしていた部分が少しスッキリしました(笑)。
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