ご訪問ありがとうございます。
ブログ更新のモチベーションUPのため応援クリックお願いします。
--------------------
昨日、ようやく首都圏も緊急事態宣言が解除されました。
でも、少なくとも新型コロナのワクチン接種が出来る様になるまでは、今までと同様に、マスクをして密集を避ける様に気をつけなければなりません。
きっと、普通の風邪やインフルエンザも罹りづらくなるだろうと思うので、前向きに考えて行きたいです。
さて先日、長男とやっていた塾の宿題で、すごく療育に良い問題があったのでご紹介します。
絵や図をみて説明文を書く問題だったのですが、
「自分の知っている事、見ている事が、その事を知らない相手にもわかりやすく伝えられるように、練習してみましょう。
この様な場合には、ただ自分の立場から書くのではなく、相手の立場に立って、色々な角度からながめて、そこから見えたことを書くのが大切です。」
という説明のもと、3つの絵を見ながら説明文を書いてみました。
最初の絵は、ベッドで寝ている男の子をお母さんが起こしている絵です。
窓の外には太陽が昇っていて、男の子は起きません。
長男は、
「男の子をお母さんが起こしてるところ」
としか書かなかったので、
「これで本当にこの絵を見ていない人が、この絵をイメージできるのか、お父さんに書いてもらおうか?」
と、ソファーでテレビを観ていた夫に、絵を描いてもらいました。
すると、立っている女性のそばに、上半身を起こした男の子の絵を描いていました。
当然ながら、ベッドも窓も描かれていません。
長男に、
「ほらね、長男君はこの絵を見てるけど、見ていない人には言葉で詳細まで説明しないと同じ絵をイメージできないんだよ?例えば、窓から太陽が見えていること、男の子がベッドで寝ていることや、男の子が全然起きないこととか、ちゃんと伝えないとイメージできないんだね。」
と説明したら、それが長男にすごく入った様で、残り2つの絵については、本当に上手に説明文を書くことが出来、夫にかなり近いイメージの絵を描かせることが出来たのです。
これは国語の問題なので、相手に絵を描いてもらうと言う指示も無かったですが、このように相手に絵を描いてもらうゲームとしてやってみると面白いと思いました。
相手が描いた絵を最後に見るのもワクワクするし、元の絵を近い絵が出来上がっていると「やった!」と言う気持ちになります。
そしてASDの子が苦手とする、
「他人は自分とは違うのだ」
という事を強く認識することが出来ます。
題材になる絵や写真1枚と、紙とえんぴつがあれば出来るので、是非いかがでしょうか?
絵のセンスが無い人が絵描き担当だったりすると、面白い絵が出来上がってなお面白いかと思います(笑)。
今日も読んでいただきありがとうございました。
--------------------
アスペルガー症候群・発達障害に関する様々なブログを読むことが出来ます。
↓↓(このブログの各カテゴリー内ランキングも確認できます)
判断が難しいアスペルガー症候群の子供たちの未来のために、こちらのバナークリックで応援いただけると嬉しいです。
↓(ランクアップして少しでも多くの人に読んでもらいたいと思っています)