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昨日の記事の続きになります。
その後、ADHDやLDの人の当事者からの視点の再現を映像化したものが紹介されていました。
二次障害についても触れていましたが、イギリスの調査では、ASD(自閉スペクトラム症)の最大70%がうつという結果も出ているそうで、アスペルガー症候群(ASD)の子供を持つ親としては少しブルーになりました。
発達障害の人が追い詰められる原因として、
「普通」
と言う基準がわかず、学校や職場になじめないと言うところが大きい様です。
その様に世の中になじめず「うつ」や「引きこもり」になってしまう人を増やさないためにも、「発達障害の人たちがいる事が前提の社会」を目指す取り組みとして、海外や日本の事例が紹介されていました。
最初に紹介されたのは、イギリスのショッピングセンターにおける「クワイエット・アワー(静かな時間)」です。
毎週土曜日の9時~10時を「クワイエット・アワー(静かな時間)」と決め、その時間はお店の音楽を消したり照明を落とし、感覚過敏の人が落ち着いてショッピングが出来る様にする、というものです。
結果的に買い物客が1割も増え、経済効果も出ていると言うことでした。
またアメリカでも、マイクロソフトは発達障害の特性を活かした採用をしていると言う紹介がありました。
マイクロソフトは創始者のビルゲイツがASD(アスペルガー症候群)と言われていますからね。
実は前日20日(土)の「おはよう日本」でも、発達障害に関する同じような特集があったのですが、発達障害者を積極的に採用しているアメリカのSAP社の代表は、
「これは慈善事業ではありません。彼らのは独創的な発想や技術があります」
と言うことで、障害者枠採用ではなく、給与も一般の社員と同じ水準と言うことでした。
発達障害者に特化した就労支援企業も存在し、現在100社が提携しているとの事。
イノベーションをもたらす人材を確保しようと、世界中の企業が動き始めていると言うことでした。
就労支援企業の代表は、以下のような発言をしています。
「経済がグローバル化する中、確信的なものを生み出さなければ企業は競争に勝てません。その為には「他人と違うこと」はとても重要です。誰も考えたことのないアイデアを思いついたり、新しいものの見方や働き方を提示できる人材が必要になるのです。」
「普通がわからない」
と言う特性をうまく活かせば、
「常識にとらわれない発想が出来る」
と言う強みになるという事ですね。
日本での事例も出ていたのですが、長くなってしまったので続きはまた明日・・・。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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