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少し前の番組になりますが、4/28にNEWS ZEROで、ピース又吉が『大人の発達障害取材』について取材をしていたのでご紹介します。
その時は忙しくてきちんと観れなかったため、改めて後日公式サイトから動画を観なおしました。
取材を受けていたのは、岩本さんという36歳の男性。
ＡＤＨＤとＡＳＤ（自閉症スペクトラム）の障害があるとのこと。
学生時代は優秀な成績をおさめるなど、発達障害については全くわからなかったそうですが、就職後、電話応対すらできない自分に気づき、発達障害である事に気づきました。
４回の転職でようやく自分の特徴を活かした仕事を見つけることが出来たそうですが、仕事や人間関係などの問題から精神疾患も患っており、今も薬を飲み障害者手帳も持っていますが、今の会社では、アジア全体で社内表彰されるなど、仕事が丁寧で確実と、高い評価を受けています。
本人も「問題を突き詰めるのが得意」と言っていたので、分析の様な事をやっているのでしょうか。
また岩本さんは、仕事中、お昼休みに食べるものが毎日同じである事も取り上げられていました。
ほぼ毎日、近くのスーパーで海鮮丼もしくはサーモン丼を購入しています。
食べ方もルーティン化されていると又吉が淡々と説明するのですが、笑っていいのか真剣に受け止めていいのか微妙な感じでした＾＾；。
会社の机の中や、自宅も整理整頓が出来ていない状態が紹介されていました。
最後の方で、お医者さんの解説がありました。
「発達障害は、心の目みたいなものがが生まれつき見えない人に近い。
本当に目が見えない人に対して
「もっとよく見ろ」
という人はひとりもいないが、心の目はわからないので「もっとしっかり見ろ」と言う様な事を言ってしまう。」
長男を見ていると、確かにそうだなぁ・・・と思います。
岩本さんは４回もの転職を頑張って、自分の生きる道を見つけることが出来て本当に良かったと思います。
長男もアスペルガー症候群の特性は変えられないですが、めげない気持ち、細かいことは気にしない強い心を持てる人間に育てなければ・・・と思いました。
公式サイトの動画には入っていないですが、最後にキャスターの方々が、
「特定の分野に秀でているこういう人を活かせないとしたら、私たちの社会に障害がある。」
「発達障害者への理解がもっと進んでほしい。」
と言っていました。
この様に少しずつテレビで取り上げてもらうことで、発達障害に関する理解が進むとうれしいです。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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