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少し前の記事になりますが、こんなニュースを発見しましたのでご紹介します。
米国エール大学の研究グループは、自閉症の4人の皮膚からiPS細胞を作り、それを脳細胞に変化させ、脳の立体的なミニチュア組織(オルガノイド)を作り、大脳皮質が発達する初期段階を再現し、正常オルガノイドと比較。
遺伝子の変化などをシミュレーション・比較解析したところ、自閉症の脳細胞には以下の特徴がみられたとのこと。
・正常の脳細胞に比べて分裂速度が速かった。
・神経の興奮を抑える抑制性の神経細胞(ニューロン)とそこから延びて神経細胞同士をつなぐ「シナプス」が、より多く作られていた。
・「FOXG1」という遺伝子の働きが、正常に比べて10倍増加すると判明し
た。
「FOXG1」は、胎児の脳で初期の神経の成長と発達に重要な役割を果たす遺伝子で、自閉症の脳オルガノイドで働き過ぎているFOXG1遺伝子を抑えると、抑制性ニューロンが作られ過ぎるのも予防できたと言うことです。
そのため「FOXG1」遺伝子は、重い自閉症を発見する目印としたり、新しい治療薬の標的にしたりできる可能性があると言うことでした。
またこの記事では、
「重い自閉症スペクトラム障害の子どもでは、頭が大きめになること(「大頭症」と呼ばれる)が多い。」
とされており、重い自閉症の子供は「FOXG1」遺伝子により脳細胞が発達しすぎて大頭症になり、その結果重度の自閉症になっている・・・と言うことなのかなと受け止めました。
「大頭症」と言うのは、顔ではなく頭の部分だけが大きくなってしまう症状です。探したのですがwikipediaには載っていませんでした。
私は専門家ではないので詳細までは理解することが出来ないのですが、自閉症の研究も日々進んでいることは期待できました。
長男が社会に出て働くような時代には、自閉症スペクトラムの諸症状を簡単に改善できるお薬や手段がある事を期待して・・・頑張って子育てしていきたいと思います。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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