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昨夜テレビで、佐野有美さんという生まれつき両腕と右足がない女性の前向きな生き方や、今までの人生について紹介されていました。
その番組を観ながら、
「この人みたいに、世の中には生まれつき手や足がない人もいるんだよ」
と長男に説明すると、左足で器用にご飯を食べたり、お尻で移動している姿を見てすごく驚き、可哀想だと言っていました。
そしてなぜか、
「ねぇこの子は何て言うお名前なの?」
と聞くので、
「あみちゃん、って言うんだって」
と言うと、
「そうなんだ・・・」
と返答。
何のために名前を聞いてきたのか謎ですが(笑)、いい機会だと思い、
「もしもお外で、こういう風に手や足がない人を見たらどうする?」
と聞いてみたところ、
「手や足が生えてきますように、って魔法をかけてあげる」
と長男は言いました。
私はてっきり、アスペルガー症候群の特徴からストレートに本人が嫌がる様な事を言ってしまうと思ったので予想外な回答にとまどいつつ、
「そっか、長男君は優しいね。もしもそれで本当に生えてくるなら最高だけど、長男君は魔法使いじゃないから、もしも生えて来なかったら悲しい思いをするんじゃないかな。ママは、そういう人は「出来るだけみんなと同じ様に思われたい」って思っていると思うから、手や足の事は言わないで、普通の人みたいに接するのが一番いいと思うんだ。」
と説明すると、
「そっか~」
と言っていました。
私は長男のアスペルガー的行動(人の身体的特徴を平気で口にしてしまう)を治すためのシミュレーションをしようと思っただけなのに、まさか長男が、
「魔法をかけてあげる」
なんて言うと思わなかったのでつい否定してしまいましたが、もしかしたら叶わなくても魔法をかけてもらったら「うれしい」って思う人もいるかも知れないし、どんな風に結論に持っていけば良かったのかわかりません。
今日の「もしもの話で行動訓練」は思わぬ長男の優しい意見に意表を突かれてモヤモヤした結果になってしまったので、今回の事は、また改めて長男とお話したいと思いました。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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