夏になってからあちこちで花火大会がやっていますが、先日、うちの近くでも花火大会がありました。
会場はすごく混むし夜も遅くなるので花火大会には行っていませんが、少し離れたウチの辺りでも打ち上げ花火の
「ドーン！ドーン！」
という音が何度も聞こえて、大きな音が苦手な長男は
「花火大会がやっているんだよ」
と言っても何だか不安そうでした。
そこで私は、長男を誘って外に花火を見に行ってみました。
音の原因がわからずにただ怯えているよりは実際に見た方がいいのではと思ったのです。
最初長男は、外に出ると音におびえてすぐに家に戻ってしまいましたが、私が確認しに行ったら結構大きく見えてとても綺麗だったので、それを長男に伝えると、
「見に行く！！」
と言って、耳を手で押さえながら花火が見える場所まで少し歩いて一緒に花火を観ました。
（普通の人であれば耳を手で押さえる必要なんて全く無い距離なんですが・・・(笑)）
長男の場合、大きな音よりの花火の綺麗さが勝ったのかなかなか帰りたがらず、しばらく長男と花火鑑賞をしたのでした。
帰宅後は、花火の音があまり気にならなかったようで良かったです。
自閉症スペクトラムで特に音に敏感な子を花火大会に連れていこう思った場合、
「いざとなったらすぐに帰ることが出来るか」
「音があまり聞こえないで見える場所があるか」
等、注意して色々と確認しておいた方が良いと思います。
長男も、少し遠くから耳を押さえてであれば楽しいけれど、すごく近くまで行ったら耐えられるかわかりません。ずっと耳を押さえ続けるわけにもいかないですし。
それに人も多いので、結構ストレスになるかも知れません。
いつか、長男と花火大会を楽しめるようになる日が来るといいなぁ・・・と思った夏の思い出でした。
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