今日は、アスペルガー症候群に該当する長男の行動(3歳9ヶ月(療育前)) の、
「19)痛みに強い」
についてどういうことなのかを具体的に書きます。
これはアスペルガー症候群の特徴に当てはめると、「痛みに”鈍感”」という表現になるのかなと思いますが、以前
【発達障害】1歳前の子供にできるチェックポイント(長男の場合) - 本当にあったアスペル男子の愉快な日々
にも書いたように、赤ちゃんの頃からの症状となります。
以下点線内、上記記事で書いた内容です。
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予防接種の注射で全然泣きませんでした。
病院では先生や看護師さんに褒められていましたが、当時は
「痛みの感覚が無いのでは?」
と直接的な心配をしていました。(「無痛症」と言う病気がある様です)
それでも予防接種のスケジュールの都合で一度に3本打った時があって、その時に3本目でようやく泣いたので、
「あ、痛みは感じているんだ。」
と、安心した記憶があります。
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同様に小さい頃から転んだり、ぶつけたり等の場合も強く、何事もなかったかのように振る舞うことが多かったです。
ただし、誰かに押された結果転んだとか、他者から攻撃を受けた結果受けた怪我等の場合は、
「誰かからいじめられた」
と言う思いが強いのか泣く場合もあるし、最近は大きくなってきたからか、自分ひとりで転んだ場合でも泣いたりします。
これは痛いと言うより、
「ボクって可哀想でしょ?だから助けてね!」
と言う甘えん坊アピールなのかな?と感じています。
「痛みに強い」と言うのはいい事もあるのかも知れませんが、問題なのは
「怪我や病気をしてもしばらく気づけずに悪化してしまう可能性がある」
という事です。
怪我ならまだ毎日入浴時などにチェックできますが、内臓の病気などの様に外からチェックできないものは心配です。
それから例えば保育園で転んで骨折した場合、長男はどの程度痛みを訴える事が出来るのかが不明です(長男は骨折未経験)。
普通は骨が折れたら相当な痛みがあると思いますが、長男の様子がさほどでもなさそうな場合、ただの捻挫と思われて冷やしておしまいとなってしまうかも知れません。
アスペルガー症候群である事は保育園には伝えていますが、「痛みに鈍感」と言う特徴までは伝えていないので、一応保育園には伝えておいた方が良いかもしれませんね・・・。
子供のうちはまだこんな風に気をつけられるけど、大人になったら周囲が気を付けてあげるのも難しくなってきそうなので、
「自分は痛みに鈍感なので多少の痛みでも病院に行った方が良い」
という事を教育しないといけないのかも知れません。
とりあえずは療育が始まったら相談してみたいと思います。
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